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足立区谷在家にて強風による瓦の捲れが発生・屋根葺き直し工事で雨漏りを解決!


目 次



■工事のきっかけを伺いました

足立区谷在家のお客様より、雨漏りしているのですぐに修理してほしいとのご依頼がありました。


台風で、大量の雨がお家に入り込んできてしまったそうです。


屋根からの雨漏りの原因としては、防水紙の劣化によるものが考えられます。


早速、点検に伺いました。

多数の瓦が浮いてめくれてしまっていたため、今回は屋根の葺き直し工事をご提案いたしました。


今回の工事の基本情報
  • 施工内容:屋根葺き直し工事

  • 施工期間:5日間

  • 築年数:30年





■点検で屋根の状態を確認、瓦がめくれていました

点検の様子。


お客様のお家は、瓦屋根でした。

日本の住宅でよく採用されている、切妻屋根です。

多数の瓦が浮いてしまっていますね。

台風による強風でめくれたようです。


軒側の瓦もあちこちで浮いていました。


瓦は一枚ずつ固定しているものではないので、一枚めくれたら、連なるように浮いてしまいます。


一枚ずつ交換することもでき、メンテナンスしやすい瓦屋根ですが、一方で風や地震で一気に瓦が浮いてしまうというデメリットもあります。

雨漏りした室内の様子。


天井や壁に雨染みができていました。

エアコン周辺は、電気系統があるので特に危険です。


お部屋全体に雨漏りが広がっていますので、防水紙の劣化が原因と考えられます。


多数の瓦が浮いてめくれてしまっている状態ですので、屋根の葺き直し工事がおすすめです。


葺き直し工事とは?

屋根のずれたり浮いてしまった屋根材を一旦取り外して、野地板張りと防水紙交換をおこない、再び同じ屋根材を設置する工事





■工事開始:一旦、瓦を取り外します

まずは足場を設置し、メッシュシートを敷いていきます。

瓦を取り外している様子。


棟部分から取り外します。


瓦を外すと、葺き土があらわれます。

この土も劣化していますので、ていねいに掃除しながら取り外します。

平瓦を取り外している様子。

すべての瓦を外したら、桟木(さんぎ)も取り外します。

桟木とは、瓦をひっかけるため屋根に設置する木材です。


そして、新しい防水紙を敷いていきます。


防水紙の寿命は、15~20年となっています。

防水紙を定期的に交換することによって、屋根も長持ちし、雨漏りからお家を守ります。

定期的なメンテナンスが大切ですね。





■瓦を葺き直します

軒と袖を固定し、平瓦を桟木にひっかけて取り付けていきます。


以前は針金で固定されていた袖瓦、今回はSUSビスを使用しています。

SUSビスは、ずれが起きないので、しっかりと固定できます。



■棟瓦の積み直しをおこないます

棟瓦の積み直しをおこないます。


等間隔に、棟・のし瓦・漆喰を乗せていきます。


漆喰は、なんばん漆喰を使用しています。

なんばんは漆喰に油脂などが混ぜられており、防水性が高いのが特徴です。


最近では、葺き土のかわりになんばん漆喰が多く使われています


銅線でしっかり固定し、丸瓦を取り付けたら、棟瓦の積み直しは完了です。



■工事が完了しました

瓦のずれや水の侵入を防ぐため、部分的にコーキングを充填し、全ての工事は完了です。


葺き直しは、日本瓦の住宅でよくおこなわれるメンテナンス方法です。


屋根自体の寿命は50年以上と長いですが、下地や防水紙の寿命は15~20年です。

定期的にメンテナンスをおこない、その際に葺き直しで瓦を固定し直すことで、屋根全体の劣化を防ぐことができます。


屋根プロ110番では、屋根の葺き直し工事も多数実績がございます。

屋根の事でお困りのことがございましたら、どんなことでもお気軽にお問い合わせくださいませ。





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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。

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