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弊社に依頼していただいたキッカケをうかがいました!
今回のお客様は足立区西新井にお住まいです。
「陸屋根の塗装がボロボロになっているので、調査・点検してほしい」というご依頼を受けました。
調査・点検にうかがうと、おっしゃる通り、かなり劣化が進行している状態です。
そのため、腰壁や床、鉄部階段の塗装をすることになりました。
用意している予算内で施工をして欲しいとのことで、予算内での工事をしています。
屋上の塗装工事前と塗装後
今回の工事内容
今回の工事内容は、防水工事と部分塗装(屋上の床や階段、腰壁などの塗装)です。
使用した材料は、1液ファインウレタン、クリンカラー、日本ペイントつや一番を使っています。
施工期間は4日で、建坪は15、築年数は25年です。
屋上塗装工事の様子をご紹介!
施主様は、今回の工事では屋上の床の塗膜をすべてはがして、新しく塗装をして欲しいというご要望でした。
左側の写真が施工前の屋上床の状態です。
写真を見てもらえればわかる通り、床の塗膜はボロボロの状態です。
ただ、点検調査にうかがうと、劣化が進んでいるのは屋上の床だけではありません。
外部階段もかなり腐食している状態です。
そのときの様子が右側の写真です。
この写真は、屋上と2階のベランダとがつながる階段で、かなり腐食が進んでいることが写真で確認できると思います。
ここまで腐食が進むと、階段を取り替えたいところですが、それは難しいので、しっかりと固定と補強をして対応することとなりました。
左上の写真は、別角度から撮った階段の写真です。
こちら側から見ればサビがひどいことがよくわかるでしょう。
鉄部のメンテナンスを怠ると、どうしてもサビが発生してしまいます。
塗膜がはがれて鉄部がむき出しになれば、空気や雨にさらされることになります。
このことがサビが発生する原因です。
多少のサビなら目立ちませんが、サビの部分が増えるほど見た目が悪くなります。
サビは家の外観を暗くするので、暗い印象の家になります。
また、サビが進行すると、本来の機能が保てません。
サビによって鉄の強度が低下するので、かなり進行すると指で押しただけで変形してしまうこともあります。
そのため、鉄部はサビが出る前に、しっかりと塗装をすることが大切です。
塗装費用が気になる方もいるかもしれませんが、鉄部を新しく交換するよりも塗装費用の方が安く済みます。
安全に階段を利用するためにも、早め早めのメンテナンスをおすすめします。
右上は、階段を塗装した後の写真です。
塗装工事では、まずサビが発生していた階段を、ケレン作業によってサビと古い塗膜をはがします。
ケレン作業は、下地処理とも呼びます。
塗装をする前に、素地をしっかりときれいにしておく必要があります。
丁寧にケレン作業をすることで、塗料との密着度も高めることができます。
サビている状態で塗料を塗っても、見た目が悪く耐久性は低いですし、数ヵ月程度で塗料ははがれてしまうでしょう。
塗料がはがれてしまえばサビの原因になります。
このような事態を防ぐために、しっかりとケレン作業をおこないます。
ケレン作業が終われば、サビ止めをしてウレタン塗料を塗布する作業です。
塗装後の写真を見てもらえればわかる通り、とてもきれいに塗装ができています。
ケレン作業を丁寧にすることで、サビが発生していた階段も新設したかのような仕上がりになります。
階段には手すりがありますが、調査・点検時は少しぐらつく状態でした。
しかし、補強をしてから塗装をしたので、きれいになっただけでなく強度も高まっています。
左側の写真を見てもらえればわかりますが、階段の足もとに補強がされています。
この部分は、信頼できる金物屋に依頼をして施工をしてもらっています。
このような仕事をしていると、さまざまな施工業者とのつながりができるので、連絡をすることですぐに対応してもらうことも可能です。
さまざまな施工業者とのつながりがあることで、弊社もお客様に満足していただける施工ができます。
右側の写真は、2階ベランダの床です。
すべての塗装工事が終わった後、保護被膜材で2階ベランダ床の塗装をしています。
最後に
工事はこれで終了です。
今回のお宅では、屋上の塗膜がボロボロになり、階段はサビで危険な状態でもありました。
劣化が進行してしまうと、大規模な工事が必要になることもあります。
早めに定期メンテナンスをすることで、1回1回の費用が安くなりますし、トータル費用も安く済むことがあります。
安全な家を保つためにも、早めのメンテナンスをおすすめします。
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)の屋根プロ110番では、屋根塗装だけでなく、屋根の葺き替え工事、工場や倉庫の屋根などにも対応しております。
屋根のお悩み事がございましたら、お気軽にご相談ください。
弊社には屋根のプロが在籍しておりますので、丁寧な調査や点検をした上でもっとも適した施工方法をご提案いたします。
必見!プロが教える外壁塗装の見積書の見方と選び方!
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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