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足立区で雨樋の落ち葉避けネット設置をお考えなら国土交通大臣認定事業者の屋根プロ110番にお任せください!



足立区は、荒川をはじめとした水辺や点在する公園の緑などの自然環境が豊かな街で、江戸四宿の一つである千住や西新井大師などの古き良き時代の香りが今なお残っている、情緒溢れる魅了的なまちです。

その中で、舎人公園は広大な敷地に都内とは思えない緑の豊かさがあり区民の憩いの場ですよね。数年前からの園内大規模工事もほぼすべて終了し、更に過ごしやすい公園へと進化しました。


そんな足立区でも多くの実績を持つ屋根プロ110番。


今回は雨樋のメンテナンス方法の一つ「落ち葉よけネット」についてご紹介します!


雨樋の役割は屋根に降った雨水を一箇所にまとめ、管や鎖を伝わらせて排水設備に流すことです。そうすることにより、屋根から落ちた雨水が、建物の外壁や土台を傷めることを防いでいます。

また、雨樋の詰まりを放っておくと、「外壁」や「鼻隠し」などの外装部材の劣化を早め、状況によっては雨漏りにも繋がりかねません。


このような不具合を未然に防ぐためには、定期的な清掃や塗装などのメンテナンスが重要です。


「落ち葉除けネット」について、設置のメリットや施工事例を以下の流れでご紹介します。


目次



ぜひ、最後までご覧下さい!



【1】 落ち葉除けネットとは?


落ち葉やゴミなどによる雨樋の詰まりを防止するのが「落ち葉除けネット」の役割です。

ご自宅の敷地内やその周辺に植物が多いと、落ち葉や枝、時にはゴミなどが雨樋の中に落ち、排水の流れを妨げます。

排水の流れが悪いままだと、雨樋の役割が果たされずに冒頭でお話した外壁部材の劣化や雨漏りになどのトラブルに発展します。

そのトラブルを「落ち葉除けネット」を設置することにより未然に防ぐことができます。





【2】 雨樋の詰まりによるトラブル事例


ここでは、雨樋が詰まることによって起こる主なトラブル事例についてご紹介します。

雨の日に外からご自宅を見る機会は滅多に無いかと思います。その為、実は気付かない内に以下のような不具合を起こしている場合があります。


・雨樋から雨水が溢れ出ている

・雨樋から雨水か滴り落ちている




梅雨や秋の長雨の季節の前には、雨の日に外から雨樋に不具合がないか確認してみましょう。

その際に、雨樋の下から雨水が滴っているように見える、もしくは雨水が溢れている場合はそのまま放置してしまうとご自宅の劣化に繋がりますので、早めに専門業者に点検を依頼しましょう。


メンテナンスで大切なことは不具合のサインを見逃さないことです!


【3】 雨樋から雨水が溢れることによる悪影響について



普段、雨樋について調べる機会はなかなかないかと思いますが、雨樋は家を守る大切な役割を担っています。

ここでは、その役割が果たせずに雨樋から雨水が溢れることによって発生する家に及ぼす悪影響についてご紹介します。





1、鼻隠しの劣化・腐食


鼻隠しとは屋根の軒先に取り付けられている板材で「雨樋を取り付けている板」「雨樋の裏側にある板」のことです。

雨樋から溢れた雨水が雨樋の吊り金具を伝ったり、強風により飛ばされて鼻隠しに到達すると水分が浸透し劣化が進行します。また、吊り金具を固定している釘やビスの周りから鼻隠しの建材へ水分が浸透していき、塗膜や膨れが剥がれの原因となり、鼻隠しの建材は痛んでしまいますまた、鼻隠しの建材に木材が使用されている場合は、腐食します。




2、軒天のカビ・変色・剥がれ


軒天とは、建物から伸びている屋根の裏側部分のことです。

雨樋から溢れた雨水の量が多い、または強風で、雨水が軒天まで到達するケースがあります。

また日が当たらない場所なので、水分が長く残ってしまうと、カビが繁殖し、軒天は黒ずんできます。

また、築年数が経過している場合、軒天の素材が薄いシート状の木材を接着したベニヤが使われていることが多く、経年や湿気により剥がれ、ささくれなどの劣化が出てきます。



3、外壁や縁の下の汚れ、カビ、コケ、藻


雨樋から落ちた雨水が勢いよく跳ね、地面の土などを飛び散らし、それが外壁や縁の下に付着します。

水分を含んで飛び散った土は泥汚れとして、外壁や縁の下に残ります。

また、土はカビ・コケ・藻の元となる養分を含んでいるので、そのまま放っておくと、カビ・コケ・藻の発生に繋がります。




4、雨漏りが発生する場合


雨樋から溢れた雨水が、雨漏りへと繋がってしまうといった事例もあります。

外壁に大きなクラック(ひび割れ)、や家の基礎に亀裂がある場合、雨水が外壁を伝ってクラックから浸水したり、落下した雨水が跳ね基礎の亀裂から浸水するといった可能性があります。

亀裂から侵入した水分はゆっくりと、地盤や構造体まで侵食し、ご自宅の強度を弱めてしまうといったケースも多々あります。




「たかが雨樋が溢れているだけ」と、軽く受け流さないことが大切です。「たかが溢れ・・・」実はご自宅に危険を及ぼしているサインかもしれません。





【4】詰まりを防ぐ為のメンテナンス方法



雨樋から雨水がポタポタと垂れていたり、溢れている原因の殆んどは「詰まり」にあります。

雨樋が詰まり、排水がうまくいかなくなり、雨水が溢れてくるのです。


詰まりの原因はの多くは落ち葉やゴミが雨水の流れを塞き止めていることがほとんどです。風で飛ばされてきた砂や土は雨水と一緒に流れていきますが、そこに落ち葉やゴミがあると流れが悪くなり、徐々に雨水が溜まりダムのようになります。

ここでは、こうした詰まりを解消したり、未然に防ぐ為のメンテナンス方法をご紹介します。





定期的に雨樋に溜まっている落ち葉や ゴミを取り除きましょう!

落ち葉やゴミの撤去は、半年から一年に一度は行いましょう。また、落ち葉の多い季節もなるべく確認してみて下さい。大量の落ち葉が詰まっている事があります。


2階の雨樋などは高所作業になる為、ご自身で行うのは大変危険です。本来であれば業者に依頼して足場を組んで安全が確保された上で行うべき作業です。


ただ、定期的に落ち葉やゴミを取り除くのに、毎回業者に依頼していると費用面が心配ですよね。

そこで今回は、詰まりを未然に防ぐ方法として「落ち葉よけネット」の設置をおすすめします!



雨樋が詰まったらまず清掃しましょう!とお伝えしましたが、そもそも詰まらないようにしっかりと対策をすることで、雨樋の詰まりを未然に防ぐことができます。


雨樋の排水を妨げるもの=落ち葉や枝、ゴミの侵入を防ぐのがこの「落ち葉よけネット」です。



名前の通りネット状になっているもので、これを雨樋に設置することにより、落ち葉やゴミの侵入を防ぎます。

お住まいの周辺環境にもよりますが、ご自宅の敷地内やその周辺に植物が多い、雑木林などがある、今までに雨樋が詰まった経験がある方に設置をおすすめしています。

ネットを設置すれば落ち葉に限らず、ボールやペットボトルなどのゴミも入り込むことはありません!






・定期清掃を忘れ、また雨樋が詰まってしまった

・家の周りに木が多く、すぐに落ち葉が溜まってストレスだ


落ち葉よけネットの設置により、このような悩みを解消することができる上に、鳥が雨樋に巣を作ることも未然に防ぐことができます。

設置する際のネットは耐久性に優れ、錆にも強いポリカ製の落ち葉よけネットが一般的です。


屋根工事と同時施工がおすすめです!


落ち葉よけネット自体は価格も高くありません。設置も一般的な大きさのご自宅であれば1日も掛からずに終わります。

ただ、2階以上の高いところに設置する場合は、作業時に足場が必要です。そして、この足場の仮設費用が高いのです。なので、他の屋根リフォームを行っていて足場のあるタイミングでネット設置工事を行うことで、足場代を浮かせることができます。










足場が必要な工事はまとめて行うことによって、足場代の節約が可能です!




【5】 詰まりを引き起こす様々な原因


ここでは雨樋を詰まらせるものについてご紹介します。「こんなものまで・・・!?」と驚かれるかもしれませんが、実に様々なものが詰まっているのです。



風の強い日にレジ袋が風に舞っている光景をたまに見かけますよね・・・そのレジ袋がたまたま雨樋の中に落ち、排水口を塞いでしまい雨水をせき止めていました。



空き缶やペットボトルのサイズが、雨樋の幅にシンデレラフィット!



なかなか可能性としては低いですが、缶詰の蓋が入っているなんてことも・・・これはカラスのイタズラとも言われています。



ゴムボールなど、近くで遊んでいた子どもが投げてそのまま集水器にはまってしまうというケースも・・・


これが最もよくあるパターンです。落ち葉と枝が雨樋に溜まっています。近くに落葉樹がなくても、風で飛ばされてきます。


鳥の巣が崩れて風で飛んできたもののようです。ご自宅周辺に鳥が多い地域でよく見られるケースです。



稀に、風で運ばれてきた砂や土の中に植物の種があり、雨樋の中で成長し、流れを妨げる場合があります。目視で確認できるくらい植物が成長しているということは、2〜3ヶ月前から雨樋が詰まっていたということがわかります。そんな状況の中でも育つ植物って逞しいな〜と関心してしまいますが、ご自宅に悪影響を及ぼしてしまうきっかけという事は忘れないでくださいね。





【6】 落ち葉除けネット設置の施工の流れ

ここでは落ち葉除けネット設置の施工事例をご紹介します。

雨天時に、ご自宅の雨樋から滝のように雨水が溢れているとお客様よりご相談をいただきました。現地調査を実施したところ「雨樋の詰まり」が原因であることは明らかでした。そこで今回は以下の流れで施工しました。


①排水不良している雨樋を部分的に取り外し清掃

②今後の詰まりを防ぐ為に「落ち葉除けネット」を設置


【現地調査の様子】

▼集水器が設置されている辺りから水が溢れています。雨天時に調査に伺いましたので、はっきりと状況を確認することができました。


▼実際に上から確認してみると、集水器から外壁に沿って設置されている竪樋(たてどい)が植物で詰まっていることが確認できます。今回の原因は竪樋の詰まりによって引き起こされている事がわかります。



▼針金を通して詰まりの状況を確認します。軒樋に溜まった雨水が少しずつ竪樋へと排水されていきます。しかし完全な状態までとはいかず、また大雨が降れば今回同様に溢れる可能性があります。見えている部分だけを掃除するだけでは根本的な解決にはなりません。

竪樋を途中で切断し、詰まりを除き、つなぎ合わせる工事をご提案しました。

▼お客様は「雨樋切っちゃうの!?」と驚かれていましたが、実は雨樋の結合部(ジョイント部分)などは水漏れしないように専用の接着剤で固定してある為、簡単に外したり、元に戻したりができません。今回の竪樋は交換が必要なほど劣化していなかったので、雨樋を切断して清掃後につなぎ直す方法で対応させていただきました。交換よりも費用を抑えられるのがメリットです。



【雨樋の詰まり解消】


▼雨水の溢れの原因である詰まりを解消します。まずは、詰まり部分を切断し取り外します。経年により中にたくさんの落ち葉やゴミが詰まっていました。これを取り除きます。


▼きれいに詰まりを取り除いた後は、元に戻す作業です。切断面には専用の部材を挟んで雨樋用接着剤で取り付けます。万一にでも切断部分が新たな漏れ箇所となってしまってはいけませんので、丁寧に作業します。無事に取り付けが終わったら、最後は通水テストです。軒樋から水を流し、しっかりと流れるか確認します。



【落ち葉除けネットの設置】


▼最後は落ち葉除けネットの設置です。今回のご自宅は落ち葉による詰まりが発生しやすい場所だという事が分かっているので、詰まりを未然に防ぐ手段として落ち葉除けネットを設置します。ネットを設置することで、雨樋の詰まりを心配する必要がなくなりますし、雨樋の詰まりによる出費も無くなります。



ネットは軒樋、集水器ををカバーするように設置します。これはどちらも口が上に開いている為、落ち葉やゴミが入り易い為です。樋のサイズに沿って現場で職人が加工と設置を行います。

でも飛ばされないように、しっかりと固定します。最後に雨水の流れを想定して水を流し、「水の流れ方」「水の引き方」の問題がないかを確認します。



▼最後に、お客様にも水の流れを確認していただき、「雨樋の脱着清掃」と「落ち葉除けネットの設置工事」が完了します。



【まとめ】


いかがでしたか?

今回は、「落ち葉除けネット」のメリットやその役割についてご紹介してきました。落ち葉除けネットの設置は、雨樋のメンテナンス方法の一つです。



雨樋の本来の働き(雨水を地上や下水へ排出)を正常に保つためにも、定期的なメンテナンスが大切です!また、周辺環境によっては落ち葉除けネットの設置が必要なご自宅もあると思います雨樋の劣化状況や耐用年数を考慮しながら、状況に合ったメンテナンスを選択していきましょう。




・雨樋から雨水が溢れ出てしまう

・雨樋から雨水か滴り落ちる


このような症状が見られたら、​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)の無料点検をご活用ください!

現地を確認させていただき、「なぜ水が漏れているのか?」「なんで溢れているのか?」きちんと原因をご説明した上で、ご自宅に合ったメンテナンス方法をご提案させていただきます!



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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。

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