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【東京都足立区】色はシミュレーションで決める!屋根カバー工法と外壁塗装で雨漏り解消!



家が古くなり、外壁や屋根のリフォームをしようかと悩む人もいるでしょう。

天井にシミがある、すでに雨漏りが発生していて依頼を考えている人もいるかもしれません。

今回は、外壁塗装や屋根のカバー工法によって雨漏りが解消した工事例を紹介します。

点検時にはどのような状態だったのか、専用ソフトでのカラーシミュレーションについて、施工方法などを解説しています。

これから外壁の塗り替えをしたいと考えている、雨漏りで屋根修理やリフォームを考えている人はぜひ参考にしてください。


目 次



ご依頼のキッカケをうかがいました

ご依頼をしていただいたキッカケをうかがうと、天井に雨漏りをしたようなシミがあるので、依頼をしたとのことです。


施工前と施工後の写真です





施工の基本情報

  • 施工の内容:外壁塗装

  • 施工期間:14日

  • 建坪:外壁80平方メートル

  • 使用した材料:水系ファインコートSi、ファインウレタン


<点検した時の状態>

ご依頼をいただいたお宅にうかがい、天井裏に上がってみました。

断熱材の上に水滴が落ちた跡が確認できましたので、これが天井のシミの原因と判断できます。













さらに詳しく調べてみると木材にはカビが確認できます。

カビは木材を腐食させる原因となるので、これ以上雨漏りしないように対策をする必要があります。


天井裏の確認後は、屋根の上に登って点検をしました。

この点検でまず気になったのが縁切りです。

縁切りが上手くできていない箇所が複数確認できました。

縁切りは雨水を上手く流すために重要な作業工程です。

内部に雨水がたまっている状態になってはいませんが、屋根材の裏に雨水が通る道ができていて防水紙まで達しています。

また、屋根には苔が確認できますし、塗膜がはがれて屋根材の地肌が出てきているところもありました。












外壁との接合部にある雨押さえ(アマオサエ)は問題ないようです。

外壁部分をよく確認していると、木材部分の塗装のはがれなどが確認できました。

劣化した外壁や木材も確認でき、そこから内部の構造材も劣化させています。

このままでは、家全体に悪影響を与えてしまい、家が歪んだりさらにひどい雨漏りも発生する可能性があります。

次にベランダを確認しました。

ここは腐食している部分や錆びているところが少ないです。

この程度なら塗装をするだけで十分でしょう。


弊社では、パソコンを使って塗装のシミュレーションができます。


塗装は家の印象に大きな影響を与えます。

そのため、失敗しないようにといろいろな色を検討するのですが、サンプルだけでは上手くイメージできない人が大半です。

しかし、専用ソフトを使って塗装のシミュレーションをすると、実際に塗装をすることなく塗装後のイメージを確認できます。

今回は、最終的に決めていただいたカラーの他に2種類用意しました。


赤系の印象が強いシミュレーション











落ち着いた色のブラウンの印象が強いシミュレーション










最終的にこのカラーに決まりました!













<屋根工事の施工内容を紹介します!>


今回の屋根工事では、まず棟板金から取り外していきます。









次に取り掛かったのが防水紙です。

アスファルトルーフィングという防水紙を全面に敷いていきます。








防水紙をしっかりと敷き詰めたら、その上に新しい屋根材を取り付けていきます。

屋根材の設置が終われば棟板金を取り付けて屋根の施工は終了です。






屋根材の設置が終われば棟板金を取り付けて屋根の施工は終了です。










<外壁や他の部分の塗装の施工内容を紹介します!>


外壁は常に雨風にさらされているため、見た目以上に汚れています。

この汚れを落とすために高圧洗浄機を使います。








木材などは事前に下地処理をします。

今回のケースでは塗装されている部分をはがしていく作業です。









汚れを落として下地処理が終了したらいよいよ塗装です。

塗装では、まず下塗りをしていきます。









下塗りが終われば、中塗り・上塗りと作業をしていきます。

なぜ3回も塗るのかと思う人もいるでしょう。

塗装では3回塗るのが基本です。

必要な回数塗らないと、すぐに塗装がはがれてしまったり、本来の耐久性が保てないようになります。




この写真は鉄の部分の塗装をしているときのものです。








今回の塗装では、3回の塗装をして完了です。



<こちらが工事終了後の写真です!>

今回おこなった屋根のカバー工法、外壁部分の塗装によって雨漏りを心配することなく安心して過ごせる家となりました!





今回は3回の塗装でしたが、塗料によっては2回で済ませることもあります。

そのため、他の家で2回の塗装しかしていないからといって手抜き工事をしているというわけではありません。

塗装では、下地の状態や塗料の適正な塗り回数によって塗る回数が決まります。

手抜き工事などが心配なときには、この点もふまえてスタッフに聞くと納得できる回答が得られるでしょう。

また、雨漏りは家の内部まで侵入して内部の構造材を劣化させる原因となるため注意が必要な症状です。

雨漏りの心配があるときには、早めに専門業者に点検依頼をすることをおすすめします。

台風や地震などによって屋根や外壁にダメージをすけるケースが多いです。

そのため、家の寿命を保つためにも、台風や地震の影響を受けたときには一度点検依頼をすると安心です。

ヌリプロ110番では、トラブルが発生していない場合でも点検を受け付けています。

家の安全性を保つためにも、少しでも不安があればお気軽にヌリプロ110番へご相談ください。



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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。

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