【足立区入谷】スレート屋根・バルコニーの雨漏り調査にお伺いしました
- １級外壁・屋根調査士 関裕一
- 2022年1月9日
- 読了時間: 3分
更新日：2023年12月24日
足立区入谷にお住まいのお客様より、強い雨風の日に雨漏りが起こる、とご相談いただき、調査にお伺いしました。
ご自宅のスレート屋根は長期間使用されており、劣化しているのではと心配されていらっしゃいました。
また今回は、雨漏り調査とともに、バルコニーの状態も点検させていただきました。
目 次
●雨漏り調査
まず、雨漏り調査です。
点検の結果、壁・天井の両方で雨漏りが発生していることが分かりました。
お客様ご自身が気にされていた天井に大きな被害が見られ、雨染みがくっきりと確認でき、天井材が劣化している状態でした。
ただ、スレート屋根材を確認したところ、塗膜の劣化による汚れは見られましたが、浮きや反りといった症状はなく、取り換えが必要な状態ではありませんでした。
とはいえ、勾配屋根の雨漏りを防いでいるのは防水紙です。
防水紙は屋根に侵入した雨水が内部に染み込まないよう、屋根材の下に敷かれています。
築年数から考えても、防水紙が経年劣化により捲れたり、破れてしまっている可能性がありました。
そのため、今回は、屋根の葺き替え工事をご提案させていただきました。
●バルコニー調査
続いて、お客様が劣化を気にされていたバルコニーの調査です。
細かなひび割れ、汚れに加え、防水層が剥がれてしまっているのが確認できました。
軽いひび程度であれば、防水層をコーティングしているトップコートの劣化である可能性が考えられ、その場合はトップコートの塗り直しで修繕できます。
ただ、今回は、防水層自体に大きな穴が開いており、雨漏りの可能性が高い状態でした。
バルコニー全体、排水溝付近にも劣化が見られることから、全面防水工事をご提案させていただきました。
今回ご提案した屋根の葺き替え工事も、全面防水工事も、費用のかかる工事です。
しかし、雨漏りの根本的な原因を解決することができますので、安く一時的な補修を行うよりも、結果的に今後長く、安心して暮らしていただくことができます。
私たち屋根プロ１１０番の雨漏り駆けつけ隊は、無料で雨漏り点検を行っております。
お客様ご自身は大きな被害ではない、と感じていても、実際にご依頼をいただき調査すると、内部まで劣化が進んでいるということもあります。
隅々まで点検し、詳しい症状の説明と、最適な修繕方法をご提案させていただきます。
雨漏りしている、もしくは、お住まいの劣化が気になり雨漏りが心配、といった方も、ぜひお気軽に屋根プロ１１０番の雨漏り駆けつけ隊にご相談ください。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 １級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム（株式会社三誠ホームサービス） 最高技術責任者
１８歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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