垂木の選び方と種類とサイズ寸法を解説!住宅建築の基礎知識
- 前田篤史
- 2 日前
- 読了時間: 4分

屋根は家の大切な防護壁です。
その屋根を支える重要な部材の一つに「垂木」があります。
適切な垂木を選ばないと、屋根の強度や耐久性に影響が出かねません。
新築やリフォームを検討中の方、あるいは屋根のメンテナンスを考えている方は、垂木の選び方に頭を悩ませているかもしれません。
そこで今回は、垂木のサイズ、材質、選び方のポイントを解説し、皆様の疑問を解消します。
垂木のサイズと寸法
屋根の種類による違い
垂木のサイズは、屋根の種類によって異なります。
スレート屋根の場合、幅4.5cm×高さ6cmが一般的ですが、軒の出が長い場合は、高さ7.5cmに増やすのが良いでしょう。
瓦屋根は、スレート屋根よりも重量があるため、幅6cm×高さ7.5cmが標準的で、軒の出が長い場合は高さ9~10.5cmが必要になります。
テラス屋根は、幅4.5cm×高さ4.5cmが標準ですが、軒の出が長い場合は高さ6cmにすると安心です。
軒の出による影響
軒の出が長いと、垂木にかかる荷重が増加するため、垂木の高さを増して補強する必要があります。
軒の部分は垂木の下支えがないため、垂木がたわんだり、破損するリスクが高まるからです。
適切なサイズ選びのポイント
垂木のサイズは、屋根の形状、屋根材の重量、軒の出の長さなどを考慮して決定する必要があります。
適切なサイズを選ぶことで、屋根の強度と耐久性を確保し、雨漏りなどのトラブルを防ぐことができます。
専門会社に相談し、最適なサイズを決定することをお勧めします。
垂木の長さについては、通常3メートル、4メートル、6メートルの種類があり、屋根の長さに合わせて組み合わせ、無駄なく使用することが重要です。
また、垂木の組み合わせは必ず母屋部分で行いましょう。
垂木の材質と種類
杉材の特性とメリット
杉材は、加工が容易で、保湿性が高いことから、日本の住宅で古くから多く使用されてきました。
冬は暖かく、夏は涼しい環境を作るのに適しています。
価格も比較的安価です。
パイン材の特性とメリット
パイン材(マツ材)は、杉材と同様に加工が容易で、価格が比較的安価なため、広く利用されています。
特に北米産のパイン材は、垂木としてよく使用されています。
その他木材の種類と選び方
杉材やパイン材以外にも、様々な木材が垂木に使用されます。
それぞれの木材には、強度、耐久性、耐候性、価格などに違いがあります。
使用する環境や予算、デザインなどを考慮し、最適な木材を選びましょう。
耐久性と耐候性の比較
垂木の耐久性と耐候性は、使用する木材の種類や、適切な防腐処理の有無によって大きく影響を受けます。
長期間にわたって屋根を支えるためには、耐久性と耐候性に優れた木材を選び、適切な防腐処理を行うことが重要です。

まとめ
今回は、垂木のサイズ、材質、選び方のポイントについて解説しました。
垂木の選び方は、屋根の強度や耐久性に直結するため、慎重に行う必要があります。
屋根の種類、軒の出の長さ、使用する木材の種類などを考慮し、専門家のアドバイスを得ながら最適な垂木を選び、安全で快適な住まいを実現しましょう。
適切なサイズ選びと材質選びで、屋根の寿命を長く保つことに繋がります。
雨漏りなどのトラブルを未然に防ぎ、安心安全な住まいづくりを目指しましょう。
専門会社への相談は、より確実な選択をする上で非常に有効です。
疑問点があれば、遠慮なく専門家に相談することをお勧めします。
足立区周辺で、垂木選びを悩んでいる方がいらっしゃいましたら、一度当社までご相談ください。
どんな仕事に対しても開心見誠の精神で取り組みます。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
外壁塗装・屋根塗装など外装工事なら価格・実績・保証のサンサイホームへ!
弊社ではショールームにてリフォームを成功させる為のプランづくりから出来上がりまで、楽しさ喜び、感動を感じる体験会をご用意しております。
お客様に合わせたプランのご提案。お客様の要望に応えるだけでなく、弊社オンリーワンのリフォームプランをご提案いたします。
足立区で外壁塗装・屋根塗装をお考えならお気軽にご相談ください!
お問い合わせはお電話・お問い合わせフォームにて承ります!
電話でご相談ならこちら:0120-071-775
メールでご相談ならこちら:お問い合わせフォーム
LINEで簡単相談ならこちら:公式LINE追加QRコード
各種ページのご紹介!
料金ページはこちら:地域最安値料金プラン例
施工事例はこちら:施工事例一覧ページ
弊社のスタッフについてはこちら:スタッフ紹介ページ
Commentaires