足立区関原で棟瓦のズレを補修、小さな工事でも屋根プロ110番におまかせください
- 1級外壁・屋根調査士 関裕一
- 2023年7月21日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年1月14日

目 次
■工事のきっかけを伺いました

足立区関原のお客様より、屋根についてのご相談をいただきました。
当社のホームページをご覧になっての、お問い合わせです。
棟瓦が、ズレてしまったそうです。
おそらく台風の際の強風で、ズレてしまったのではないかとのこと。
近隣の業者に問い合わせたところ、棟瓦のズレを直すだけの工事はやっていないと断られてしまったそうです。
小さな工事は儲けが出ないので、断る業者もいるかもしれませんね。
そんなときも、サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)におまかせください。
どんな小さな工事でも承ります。
小さな損傷でも、進行すれば雨漏りにつながる可能性があるからです。
棟瓦の場合も、そのうち飛散につながってしまうかもしれません。
今回は、棟瓦のズレを直す工事をご紹介します。
今回の工事の基本情報
施工内容:瓦補修工事
施工期間:半日
築年数:40年
■屋根に上るためのハシゴを設置

今回の工事は、ハシゴを上っての作業となりますが、お客様のお家には、外にハシゴを立てかけるスペースが確保できませんでした。
そこで、お家の中で、屋根に上りやすい箇所にハシゴを置かせていただき、ここから出入りすることにしました。

ブルーシートの上にハシゴを置き、お部屋に傷や汚れを残さないように作業していきます

ハシゴを昇り降りするときに負荷がかかるため、ハシゴの脚部分にカバーを付けて保護しています。

脚部分にカバーをした様子。
作業により、お部屋に傷などがつかないように、養生には万全を期しています。
■ズレた棟瓦を一旦取り外します

ズレてしまった棟瓦の様子。
先端部がズレていますね。
ズレた部分を取り外して、補修していきましょう。

大棟の固定に使われている針金を少し緩め、ズレている棟瓦を取り外します。
同時に、葺き土も取り除きました。
これで、棟瓦を取り付けやすくなります。

いちばん上の、のし瓦もズレていましたので、取り外します。
瓦は、また元に戻しますので、破損などのないように、慎重に取り外し、保管しておきます。
■棟瓦を南蛮漆喰で固定します

接着剤として、漆喰を塗っていきます。
漆喰は、瓦屋根の高さの調整としても使われます。
使用したのは、「南蛮漆喰」です。
石灰に油脂や粘土などを混ぜたもので、防水性が高く長持ちします。

南蛮漆喰の上に、棟瓦を取り付けます。
ズレもなく、きれいに棟瓦が積みあがりました。
最後に、緩めていた針金を縛り直し、しっかりと固定します。
■工事が完了しました

道具や資材を屋根から降ろし、しっかりと清掃したら工事は完了です。
工事後の棟瓦の状態を撮影し、お客様にも確認していただきました。
「小さい工事なのに受けてもらってありがとう。これで安心できます。またなにかあったらお願いします。」
と、うれしいお言葉もいただきました。
お家のことならどんなことでも、サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)におまかせください。
まずは点検に伺い、お客様のお家の状態に最適な工事をご提案いたします。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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