目次
工事依頼のきっかけ
足立区大谷田にお住まいの方から、外壁のメンテナンスをしたいというご相談を受けました。
お客様は、外壁の目地が劣化していることが気になるご様子です。
そして、工事をするのであれば、思いっきりイメージチェンジをしたいというご要望も受けました。
外壁の色は家の顔でもあり、どの色を塗るかによって印象が大きく変わってしまいます。
そのため、イメージチェンジをするときには、どの色を選ぶかがとても重要で、思いつきで色選びをしてしまうと後悔することにもなるでしょう。
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)のヌリプロ110番では、カラーシミュレーションの作成にも対応しております。
カラーシミュレーションを利用することで、実際に外壁に色を塗ることなく、家の印象がどのように変わるのかを確認することが可能です。
カラーシミュレーションで色選びに失敗のないイメージ通りの外壁塗装も可能なので、外壁塗装をする際にはお気軽にサンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)のヌリプロ110番までご連絡ください。
施工前と施工後の写真
今回の工事内容
施工するお宅の築年数は12年です。
外壁塗装とシーリング打ち替えをおこないました。
使用した材料は、パーフェクトトップ(ND-011・ND-013)とオートンイクシードです。
点検時の様子をご紹介
ご連絡をいただき、早速点検にうかがいました。
窯業系サイディングの外壁で、レンガ調のオシャレなお宅という印象です
外壁の模様と外壁の色がよく合っていて華やかなお宅なのですが、築12年にもなっていることもあり、北側の外壁面は少し藻が発生しています。
外壁の凸凹した模様はおしゃれな印象を与えるのですが、汚れや雨水が溜まりやすいという特徴があります。
そのため、日当たりが悪い場所はコケや藻が発生しやすいです。
コケや藻は外壁の劣化にもつながるので、早めに対応する必要があります。
また、換気口の吹き出し口周辺は黒ずみが目立ちます。
オシャレな外壁なので、この辺もしっかりとケアする必要があるでしょう。
ご相談の時に、お客様が気にされていたのがこの部分です。
外壁とシーリング材の間に隙間ができています。
これはシーリングの劣化が原因で、剥離をしている状態です。
これはシーリングをする際に下塗りが不足していた可能性がありますし、ムラになっていたことが原因でしょう。
この状態を放置すると、隙間から雨水が浸入してしまいます。
雨水が侵入すると雨漏りが発生する可能性がありますし、家の劣化にもつながるので、早めのケアが必要です。
なので、この部分はシーリングの打ち替え工事をおこないます。
まずは足場の設置と高圧洗浄
工事をする前に、まずおこなうのが足場の設置です。
外壁塗装やシーリングの打ち替え工事は高所の作業となるので、作業スタッフが安全に作業できるように足場を設置します。
足場を設置したら、メッシュシートを張って、塗料が周辺に飛び散らないようにします。
そして、次におこなうのが高圧洗浄です。
外壁に汚れなどが付着している状態で塗装をしてしまうと、密着度が低下してしまいます。
しっかりと高圧洗浄をして乾燥させることが、外壁塗装する前の必須作業です。
シーリングの打ち替え工事
外壁塗装の前にシーリングの打ち替え工事をしました。
まずは、カッターで既存のシーリング材に切れ目を入れて剥がしていきます。
既存のシーリング材を剥がしたら、養生テープを貼ってからプライマーという下塗り剤を塗ります。
この下塗り材の塗布ムラが剥離の原因です。
はがれる原因を作らないためにも丁寧にプライマーを塗っていきます。
プライマーを塗ったら新しいシーリング材の充填作業です。
依頼主様から「耐久性を高めた外壁にしたい!」とのことでしたので、オートンイクシードを使用しています。
一般的なシーリング材は、7~8年もすると打ち替え工事が必要です。
しかし、オートンイクシードは耐用年数が15年以上もあるので、耐久性のある外壁にしたい方には最適なシーリング材です。
いよいよ外壁塗装です
シーリング材打ち替え工事が終わったら、いよいよ外壁塗装をしていきます。
まずおこなうのが下塗り作業です。
塗料にはパーフェクトトップを使用するので、下塗り材もパーフェクトシリーズを塗布します。
パーフェクトシリーズの中でも、下塗り剤にはいくつかの種類があります。
今回のお宅は窯業系サイディングなので、パーフェクトサーフを使用しました。
このパーフェクトサーフには微弾性機能があり、小さなヒビへの追従性能がある製品です。
下塗りが終わったら中塗りと上塗り作業をしていきます。
中塗りと上塗りに使用するのはパーフェクトトップです。
この製品は、ラジカル制御塗料とも呼ばれています。
外壁が劣化すると手に白い粉がつくチョーキングという現象が発生することがあります。
その現象を抑える効果が期待できるのがラジカル制御塗料です。
チョーキングが発生しにくいので、色あせもしにくいです。
今回の外壁塗装では、2色の塗料を使用しています。
大半の部分は濃いグレー(ND-013)で塗っています。
そして、バルコニーや玄関回りの外壁は淡いグレー(ND-011)で塗りました。
工事終了
上の写真は工事が終了したときの様子です。
工事前の写真と比較すると、落ち着いた雰囲気に仕上がったと感じるのではないでしょうか。
部分的に淡いグレーを使用して、重たすぎない爽やかな外壁に仕上がっています。
施主様からも「イメージ通りに仕上がって大満足です!」というお言葉をいただきました。
「外壁の色を変えてイメージチェンジをしたい」、「外壁のメンテナンスをしたい」という方は、お気軽にサンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)のヌリプロ110番までご連絡ください。
弊社では、新型コロナウイルスの対策を徹底して作業をおこなっておりますので、安心してご依頼いただければと思います。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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