
目 次
■工事のきっかけを伺いました

足立区綾瀬のお客様より、外壁についてのご相談をいただきました。
「外壁の色を、思い切って変えてみたい!」とのご希望でした。
今回は、ホワイトから鮮やかなネイビーブルーへの、大胆なカラーチェンジとなった外壁塗装工事をご紹介します。
今回の工事の基本情報
施工内容:外壁塗装工事
使用材料:パーフェクトトップ
施工期間:12日間
築年数:6年
■塗装前の様子

工事前のお家の様子。
築6年ということもあり、外壁の劣化などは見られませんでした。
■高圧洗浄で汚れを洗い落とします

高圧洗浄で、外壁の汚れをしっかりと洗い流します。
駐車場に設置されたインターロッキングも、洗浄しました。
業務用高圧洗浄機は、家庭用よりも強力なので、面積の広い箇所も1時間程度で洗浄終了します。
■パーフェクトトップで3度塗りで仕上げます

下塗りの後、中塗り・上塗りとおこなっていきます。
中塗りと上塗りで塗装回数は2回ですが、今回は淡色から濃色での塗り替えでしたので、塗りムラが目立たないよう、3度塗りで仕上げています。
使用したのは、日本ペイントの「パーフェクトトップ」です。
ラジカル制御技術で、紫外線による劣化が抑えられ、耐久性も抜群です。
防カビ・防藻・低汚染性にも優れ、カビや汚れから外壁を守ってくれます。
なめらかな塗膜、高光沢で、仕上がりが美しい塗料です。

上塗り3回目の様子。

塗料の豆知識!
塗料は、塗った直後と乾燥後では色が違います。
塗装用語でのぼるといいます。
画像は、手直しで1箇所だけ重ね塗りしたものです。
塗った直後はこんな風に、色が明らかに違いますが、のぼると、ほかと全く同じ色に仕上がります。
どこを手直ししたか、全く分からなくなりますよ。
この現象は、油性塗料より水性塗料での方が違いが大きく見られます。
■付帯部の塗装の様子

軒天井の塗装の様子。
色はホワイト、落ち着きのあるつや消しタイプで塗っていきます。
使用したのは、日本ペイントの「水性ケンエース」です。
浸透性に優れているので、下塗りの必要がなく、2度塗りで仕上げることができます。
水性ケンエースは、軒天井の塗装によく使われます。
作業効率の高さも、人気の要因といえるでしょう。

破風板と雨樋の塗装の様子。
こちらは、ブラックで塗っています。
マットな仕上がりで、ネイビーブルーの外壁とのコントラストも美しいですね。
■工事が完了しました

塗装工事がすべて完了しました。
スタイリッシュなネイビーブルーの外壁が、目を引きますね。
今回、お客様にお選びいただいたカラーは、カスタムオーダーされたものです。
何色かカラーサンプルを作成し、お選びいただきました。
もしメーカーのカラーサンプルにご希望のカラーが無い場合は、カスタムすることも可能ですので、スタッフにお伝えください。
■早めの塗装メンテナンスのメリットとは?

10年未満で塗り替えという住宅は、少数派かもしれませんね。
今回の住宅は、ALC外壁でした。
この外壁は劣化してしまうと、外壁材の継ぎ目に施されたシーリングの打ち替えをしてからの塗装になります。
劣化がなく、シーリングの打ち替えが不要ですと、そのまま塗装に入れます。
シーリングに塗料を塗ってコーティングすることで、今のシーリングがさらに長持ちするメリットもあります。
その結果、コストも抑えられ、工期も短くなります。
またデザイン性の高いサイディング外壁の住宅には、遮熱効果のあるクリア塗装がおすすめです。ツヤのある仕上がりで、外壁の色やデザインを保ちながら塗装できます。
クリア塗装は劣化した外壁には施工できないので、7~8年程度でおこなうのがおすすめです。
クリア塗装で外壁も長持ちすれば、メンテナンスの頻度を抑えることができますね。
外壁のことならどんなことでも、サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)のヌリプロ110番におまかせください。
早めのメンテナンスで、外壁を長持ちさせましょう。
必見!プロが教える外壁塗装の見積書の見方と選び方!

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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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