東京都の区部北東部にある特別区としての足立区ですが、足立区保木間は、足立区北部に位置する町です。1丁目〜5丁目までを区域とし、2丁目には足立区生物園があります。ここでは、チョウはじめ様々な生物や動物に触れあうことができます。東京都の通勤圏として多くの住宅地を擁する竹の塚も足立区保木間の近郊都市です。
そんな足立区保木間において、外壁塗装をお考えの方に朗報です。足立区でも多くの実績があるサンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)のヌリプロ110番から期待耐用年数14〜16年のSK プレミアムシリコンで外壁塗装の施工事例をご案内します。
目次
工事のキッカケを伺いました
お客様から次のような相談を頂いたのが、この工事のキッカケでした。「築12年の戸建てに住んでいるのですが、モルタル外壁の色褪せが目立つようになってきたので、外壁塗装を
お願いしたい。」といった趣旨の相談内容です。
モルタル外壁に限らず、色褪せが発生するということは、塗膜の保護機能が低下している可能性があります。色褪せの初期段階では、それほど深刻なトラブルは発生しませんが、劣化が進んで行くと、クラック(ひび割れ)や剥がれと言ったリスクが高まりますので、早めに塗装メンテナンスを行うことがおススメです。
施工前と施工後(ビフォーアフター)
施工前と施工後の画像を比べてみてください。外壁塗装がこんなにもキレイに仕上がりました。
今回の工事の施工内容について
施工内容は以下の表通りです。
施工内容 | 外壁塗装 |
使用材料 | SKプレミアムシリコン(SR-418) |
築年数 | 12年 |
施工期間 | 13日 |
保証年数 | 12年 |
建坪 | 171.3㎡ |
工事の施工状況を紹介します
点検作業
お客様からのお問い合わせ後に点検をさせていただきました。
外壁の色褪せはかなり目立つようですね。年間を通して恒に紫外線や雨・風の影響を受ける外壁は、幾年もの月日の経過と共に劣化症状が現れてくるものです。このように外壁の色褪せに悩まれている方が多いように見受けられます。色褪せが目立つ原因として考えられることの一つに塗料の色が挙げられます。
外壁の色褪せを抑制したい方へのオススメは、、色褪せしにくい色の選択でしょう。また、ラジカル制御塗料を使用するのもオススメです。
次に玄関アプローチ(門から玄関までの通路スペース)を診てみましょう。外壁や階段の汚れが目立ちますね。来客を出迎える場所としての玄関は、常に綺麗にしておきたいものですね。外壁の場合と同様に、玄関周りも塗装メンテナンスにより、綺麗に保つことが大切です。
足場とメッシュシートの設置・高圧洗浄
外壁塗装の工事の際に必要な作業は、足場とメッシュシートの設置です。メッシュシートの掛け方は、業者によって異なります。更にこの作業を怠ってしまうと、塗料が近隣に飛び散るなど、トラブルになる可能性があります。
ここで注目したいのが信頼できる業者についてです。メッシュシートをしっかりと掛ける業者は客観的に見て信頼できると言えるでしょう。業者選びは慎重に越したことはありません。
次に高圧洗浄について見ていきましょう。足場とメッシュシートの設置が終わると、いよいよ高圧洗浄です。これは塗装前に必ず行う重要な作業なのです。
高圧洗浄では、塗装膜をキレイに洗い流すことができます。外壁に付着した汚れや旧塗膜を取り除くことで、塗料の密着性を高めます。更に、外壁と一緒に玄関床の汚れも落としていきます。これは塗装前に必ず行う重要な作業なのです。高圧洗浄の作業が終わると、しっかりと乾燥させて、後日の塗装作業へとバトンタッチしていきます。
塗装(養生・下塗り〜中塗り・上塗り)
塗装作業の準備段階で養生を行います。養生とは、塗装が付着しないように玄関床やドア、窓を保護する作業で、これにより安心して塗装を進めることができます。養生ができた段階でいよいよ下塗りに入ります。
今回の依頼者は外壁の色褪せを気にされているため、ラジカル制御塗料のSKプレミアムシリコンをご提案します。そして下塗りにはエスケー弾性プレミアムフィラーを使用しました。その理由は、クラック(ひび割れ)が発生しやすいモルタルに最適だからです。クラック追従性によって、微細なひび割れ・巣穴をカバーすることができます。
下塗り乾燥が終わると次は中塗り・上塗りを行います。その際に使用したのはエスケープレミアムシリコンです。製品の特徴は、高緻密無機シールド層と高緻密有機シールド層を表面に形成することで、外壁の劣化因子であるラジカル(樹脂や顔料の有機物を劣化させるエネルギー)の発生を抑制します。また、低汚染性、防カビ・防藻性も兼ね備えているため、汚れが付着しにくい外壁が実現できます。
プレミアムシリコンの耐用年数は14〜16年が目安とされており、一般的なシリコン塗料の耐用年数が10~15年と言われているなかで、「費用を抑えた塗装がしたい」「美観を長期的に維持したい」「外壁のメンテナンスサイクルを伸ばしたい」といった要望の方にオススメです。
付帯部塗装
外壁の次は付帯部作業に取り掛かります。鉄部は塗料が密着しにくい為、必ずケレン(塗装前の錆落とし作業)を行います。具体的にはヤスリなどで表面を磨くことによって、錆びや汚れ、旧塗膜を落とします。この結果、ザラザラになった表面は、塗装した際の塗料がはがれにくい状態に保ちます。ケレン後は弱溶剤シリコン系塗料のファインSi(色番号:NK-90)で塗装を行います。ファインSiは、いろいろな下地・主材の上に塗装が可能とされています。
NK-90:爽やかなホワイト系が特徴です。付帯部の色が変わると、外観の雰囲気は大きく変わります。外壁と相性の良い色を選ぶと、仕上がりも更に魅力的になるでしょう。人気の色は様々な外壁と合わせやすいといった理由で、白や黒、こげ茶といったところです。
外壁塗装の完成
完成した外壁塗装をご覧ください
塗装前にはグリーンであった外壁は、見事に変身しましたね。
特に色褪せや玄関アプローチの汚れは解消され、素敵な仕上がりになりました。今回使用したSR-418は、落ち着きのある色なので建物の雰囲気もかなり変わったと思われます。今後は、美観を維持する為にも、定期的なメンテナンス作業をオススメします。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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