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パミール屋根の葺き替えガイド:メリット、デメリット、そして費用相場まで徹底解説!




屋根修理の中でもよく相談される「パミール屋根」について、今回はその葺き替えの必要性と、それに伴うメリット・デメリットについて専門家が詳しく解説いたします。加えて、カバー工法との比較を行いながら、皆さんの状況に応じた最適な選択肢をご提案します。


パミール屋根とは、ニチハにより1996年から2008年にかけて製造された屋根材の一種で、現在は販売されておりません。特徴的なのは、一般的なスレート屋根とは異なり、表面が剥がれやすく、長持ちさせるための塗装メンテナンスが不可能な点です。したがって、葺き替えやカバー工事が唯一のお手入れ方法となります。


「塗装でメンテナンスができないとは理解したけれど、葺き替えとカバー工事、どちらを選ぶべきか?」という疑問を解消するため、以下のポイントを比較していきます。


  1. パミール葺き替えのメリットとデメリット

  2. カバー工法との比較


さまざまな屋根の状況やご家庭の考え方に合わせた最適な選択をしましょう。また、葺き替えに関連する費用相場や推奨される屋根材についても、この機会に詳しくご紹介します。


以下の目次を参考に、必要な情報を得てください。

目次:

  1. パミールが塗装不可である理由

  2. パミール葺き替えのメリットとデメリット

  3. 葺き替え推奨のケース

  4. パミール葺き替え工事の費用相場

  5. 葺き替えに適した屋根材の紹介

  6. パミールに関する相談先


1章では、パミールが塗装できない理由を説明します。屋根材が層状に剥離する特性(層状剥離)を持つため、塗装しても効果が得られません。

2章では、葺き替えのメリット・デメリットを、カバー工法と比較しながら説明します。葺き替えは全体を新しくするメリットがありますが、費用が高く、工期が長くなるデメリットもあります。

3章では、どのような状況の方に葺き替えが適しているかを考えます。例えば、劣化が進んだパミール屋根や雨漏りが心配な場合、葺き替えが推奨されます。

4章では、葺き替え工事の費用相場について説明し、助成金の活用方法も提案します。

5章では、葺き替えに適した屋根材を紹介します。ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、アルファルトシングルなど、それぞれの特徴や費用を比較してみましょう。

6章では、パミール屋根に関する相談先として、経験豊富な専門店の選び方を提案します。

最後に、外壁塗装や屋根リフォームに関する見積もりの取り方や選び方についても触れておきます。専門店での無料見積もりや、見積書の見方についても詳しく説明します。

パミール屋根の葺き替えを検討中の方は、この情報を参考にして、最適な選択を行いましょう。



1章 パミールが塗装できない理由

この章では、パミール屋根がなぜ塗装に適していないのか、その理由を詳しく解説します。パミール屋根材は、表面の層状剥離という特性を持っています。この層状剥離とは、屋根材自体が時間の経過とともに層状に剥がれやすくなる現象を指します。このため、一般的な塗装メンテナンスを行っても、塗料がうまく定着せず、効果が得られません。


屋根材がこのように剥がれていくと、塗装してもすぐに塗膜が剥がれ落ちてしまい、その結果として塗装は全く意味をなさなくなります。実際に、パミール屋根の表面は、ミルフィーユのように薄く、簡単に剥がれるため、塗装工事を行っても長持ちさせることができません。


このような状態の屋根に対して、一部の業者が無理に塗装を勧めることがありますが、そのような提案は避けるべきです。なぜなら、効果がないにも関わらずコストだけがかかり、結果的には屋根の状態を悪化させることになりかねません。


この章のポイントは、パミール屋根が通常の塗装には向かない理由を理解し、その上で適切なメンテナンス方法を選択することの重要性を認識することです。屋根が先端からめくれ上がるような状態になっている場合、塗装ではなく、葺き替えやカバー工事が適切な対応策となります。


2章 パミール葺き替えのメリット・デメリット

この章では、パミール屋根を葺き替えることのメリットとデメリットについて、カバー工法と比較しながら詳しく掘り下げていきます。


メリット

  1. 下地ごと屋根を交換できる葺き替え工事では、現在の屋根を完全に撤去し、新しい屋根材を取り付けます。これにより、屋根の内部の劣化やダメージを根本から解消し、新品の状態で再スタートできるのが大きなメリットです。カバー工法では、下地の修繕ができないため、内部の問題を見逃す可能性があります。

  2. 屋根が軽くなる新しい屋根材は、多くの場合、パミールよりも軽量です。屋根の軽量化は、建物全体の耐震性を向上させる効果があります。地震が起きた際には、軽い屋根の方が建物への負担が少なくなるため、安全性が高まります。


デメリット

  1. 費用が高い葺き替えの大きなデメリットはその費用です。カバー工事と比較すると、葺き替えは既存の屋根の撤去・処分、新しい屋根材の取り付け、下地板の交換や補修など、必要な作業工程と材料が多いため、金額が高くなりがちです。一般的に、葺き替え工事はカバー工事に比べて約20~30万円程度高くなることが多いです。

  2. 工期が長い葺き替え工事は、カバー工事に比べて工期が長くなります。通常、カバー工事は約7~10日程度ですが、葺き替え工事は10~15日程度かかることが一般的です。新しい屋根材の種類や家の形状によっても変わりますが、作業が増えるために工事期間が長引くことを考慮する必要があります。


この章の目的は、葺き替えとカバー工法のそれぞれの利点と欠点を理解し、自宅の屋根の状態や予算に応じた最適な選択を行うための基準を提供することにあります。また、葺き替えにかかる費用や工事期間の長さを考慮した上で、屋根の修理を進めるかどうかの決定を下すための情報提供も目指しています。


3章 葺き替えがおすすめはこんな方!

この章では、パミール屋根の葺き替えが特に適している状況や、どのような方におすすめできるかを詳しくご紹介します。

3-1 安心を求める方

  • 全てを新しく交換したい方

3-2 雨漏りの心配がある方

  • 雨漏りの可能性がある場合

3-3 カバーで大丈夫な場合

  • カバー工法でも十分な状況


この章では、屋根の現状や個人の希望に応じて、葺き替えかカバー工事かを選択する際の基準を明確にします。葺き替えを検討している方は、特に自宅の屋根の状態や自分の要望に照らし合わせて、最適な選択を行うことが重要です。


4章 パミール葺き替え工事の費用相場

この章では、パミール屋根の葺き替えにかかる費用相場について詳しく見ていきます。また、費用を抑えるための助成金の活用方法についても触れます。


葺き替え工事の費用相場

  • 概算費用2階建ての家で屋根面積が80平米の場合を例に、費用相場は約90万円から200万円程度となります。しかし、実際の費用は屋根の形状や施工内容、使用する屋根材によって大きく変動するため、これはあくまで参考価格として考えてください。

  • 費用に影響する要因屋根材の種類や品質、屋根の形状、施工業者の選択など、多くの要因が費用に影響を与えます。また、既存の屋根材の撤去や処分、新しい屋根材の取り付け、下地の修繕などの工程も費用に反映されます。


助成金の活用

  • 助成金制度葺き替えを検討している方は、「助成金(補助金)」の活用を考えてみましょう。自治体によっては、耐震リフォームやエコリフォームとしての助成金制度が設けられている場合があります。例えば、パミールより軽量の屋根材に葺き替える場合、耐震リフォームとして助成金が受けられる可能性があります。

  • 助成金制度の確認助成金の有無や条件、金額は自治体によって異なるため、事前に各自治体に問い合わせることが重要です。地方自治体による支援制度を検索できるウェブサイトも利用して、どのような補助金制度が適用可能かを調べると良いでしょう。


この章の目的は、パミール屋根の葺き替えにかかる費用相場を理解し、予算計画を立てる際の参考にすることです。また、助成金の活用方法を知ることで、費用負担を軽減する方法を検討することも大切です。葺き替え工事は高額になりがちですが、助成金制度を上手く利用することで、費用の負担を減らすことが可能になるかもしれません。


5章 葺き替えにおすすめの屋根材

この章では、パミール屋根の葺き替えにおいて推奨される屋根材を紹介し、それぞれの特徴やメリットを詳しく解説します。費用、見た目、性能に関しての違いを比較し、あなたの屋根リフォームに最適な材質を選ぶための情報を提供します。


1. ガルバリウム鋼板

  • 特徴ガルバリウム鋼板は、金属屋根材の一種で、その見た目はシンプルでありながら、リフォームにおいて最も人気のある選択肢の一つです。アルミニウムと亜鉛の合金めっきが施されており、錆や腐食に非常に強いのが特徴です。

  • 選ぶ際のポイント断熱材の有無や表面の加工デザインは製品によって異なりますので、カタログを確認したり、専門家と相談しながら、自宅に最適なものを選ぶことが重要です。


2. ジンカリウム鋼板

  • 特徴


3. アルファルトシングル

  • 特徴


この章では、パミール屋根の葺き替えに適した屋根材を提供することで、選択肢を広げ、最適なリフォーム計画を立てることを支援します。各屋根材の特性を理解し、自宅のデザインや予算、期待する性能に最も適した材質を選ぶことが重要です。


6章 パミールに関しての相談は実績豊富な専門店へ

この章では、パミール屋根の葺き替えやカバー工事に関する相談先として、経験豊かな専門店の選び方についてアドバイスします。


専門店選びの重要性

パミール屋根の特性を十分に理解し、適切な提案ができる専門店を選ぶことは非常に重要です。パミール屋根の葺き替えやカバー工事は特殊な知識を要するため、経験と実績が豊富な業者に相談することが望ましいです。


見積もりの依頼

  • 正確な情報提供見積もりを依頼する際には、「屋根がパミールである」という点を明確に伝えましょう。これにより、業者はパミール屋根の特性に合わせた適切な見積もりと提案を行うことができます。

  • 業者の選別業者の中には、ろくに点検もせずに葺き替えのみを提案するところもあります。しかし、実際にはカバー工事で十分な場合もありますので、葺き替えだけを強く勧める業者には注意が必要です。


質問事項と確認ポイント

  • 業者の経験と実績業者がパミールに関して正しい知識を持ち、葺き替えとカバー工事の両方を提案できる経験と実績があるかを確認することが重要です。

  • 問い合わせ時の確認電話やホームページでの問い合わせ時に、業者の経験や実績、提案内容などをしっかりと確認しましょう。



まとめ

この章の目的は、パミール屋根の葺き替えやカバー工事に関して、信頼できる専門店を見つけるためのアドバイスを提供することです。適切な業者を選ぶことで、無駄なコストを避け、より良いリフォーム結果を得ることができます。専門店の選び方や見積もりの依頼方法に注意を払うことで、パミール屋根の修理やリフォームを成功させることが可能になります。



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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。


Reason

たくさんの幸せをお届けし笑顔があふれる街に

私たち株式会社三誠ホームサービスは、

 

国土交通大臣認定のリフォーム事業者として、

 

東京都足立区、埼玉県大宮市、

千葉県柏市、神奈川県川崎市に拠点を置き、各拠点を中心に、

半径20キロ圏内を主に対象エリアとした地域密着の屋根・外壁塗装

屋根葺き替え・雨漏り修理・内装リノベーションなどを得意とする総合リフォーム会社です。
 

大企業のように営業マンもいなければ派手な宣伝もできません。
 

しかし、仕事の丁寧さだけはどこにも負けません。
 

職人一人ひとりが地元密着としてのこだわりを持ち、
 

お客様に『安心』や『満足』をご提供するだけでなく、『幸せ』や『感動』まで差し上げたい。
 

心からそう思っています。