地域ナンバーワン実績のサンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)のヌリプロ110番。
足立区でも多くの施工実績があります。
今回は、住宅のリフォームで人気の、外壁の張替え・重ね張りについて徹底解説します。
足立区は、東京都の北東部に位置しています。
JR線やメトロのほか近年は、つくばエクスプレス線や日暮里・舎人ライナーも開通し、交通利便性も抜群です。
スーパーも多く買い物も便利、暮らしやすい街として注目されています。
足立区のターミナル駅でもある北千住は、ルミネやマルイなど大型の商業施設や飲食店も充実している人気スポットです。
それでは、ヌリプロ110番がご紹介する、”外壁の張替え・重ね張りについて”くわしく見ていきましょう。
足立区で外壁リフォームを検討している方、必見です。
目 次
建物の外壁には寿命があるのをご存じですか。
定期的な塗装メンテナンスをおこなうことで、寿命は伸びますが、いつかはかならずやってくる外壁の寿命。
寿命となった外壁は、塗装メンテナンスをしてもあまり効果がありません。
「寿命を迎えた外壁は、どうすればいいの?」
答えは、外壁のリフォームです。
外壁のリフォームには、張替えと重ね張りの2つの工法があります。
それでは、張替えと重ね張りについて、くわしくみていきましょう。
外壁の寿命、外壁材の耐用年数とは?
やはり気になるのは、外壁の寿命はどのくらいかということではないでしょうか。
まずは外壁材別の、寿命=耐用年数をご紹介します。
窯業系サイディングの耐用年数
窯業系サイディングは、セメントに繊維質を混ぜた板状の外壁材です。
デザインのバリエーションが豊富なのが魅力で、レンガ調やタイル状、石状など、お好みに合わせた柄選びが可能です。
窯業系サイディングのメンテナンスは、新築から10年ごとにおこなうのがおすすめです。
30年までは塗装メンテナンス、30年を過ぎたら外壁の張替え・重ね張りの外壁リフォームをおこないます。
モルタル外壁の耐用年数
モルタル外壁は、砂とセメントと水を混ぜ合わせた外壁材です。
モルタル自体には防水性が無いため、塗装でコーティングしていきます。
職人の手作業によりコテで塗っていくので、模様を自由に描くことができるデザイン性の高い外壁です。
窯業系サイディングのメンテナンスは、新築から10年ごとにおこなうのがおすすめです。
30年までは塗装メンテナンス、30年を過ぎたら重ね張りの外壁リフォームをおこないます。
またモルタル外壁は、ひび割れ(クラック)が発生しやすいので、メンテナンスではクラック補修もおこないます。
モルタル外壁のメンテナンスの工程
クラックの丁寧な補修
補修跡は、コテやリシンガンでしっかり模様を描く
補修部分だけの塗装もしくは全面塗装
どのくらい補修するか、塗装範囲でも費用が違います。
モルタル外壁はメンテナンスをおこなえば一生もつと言われることもありますが、クラックの補修だけでは、外壁の見た目が悪くなります。
しっかりとていねいに塗装メンテナンスをおこなうことで、美しい外観を保つことができるでしょう。
金属サイディングの耐用年数
金属サイディングは、塗装した金属板と断熱効果のある裏打ち材を成形した外壁材です。
ガルバリウム鋼板(アルミ亜鉛合金めっき鋼板)が、もっとも多く使われています。
窯業系サイディングのメンテナンスは、新築から10年ごとにおこなうのがおすすめです。
30年までは塗装メンテナンス、30年を過ぎたら重ね張りの外壁リフォームをおこないます。
3つの外壁材の耐用年数を見てきました。
外壁はメンテナンスの頻度や環境で違ってきますが、耐用年数は30年となっています。
外壁材が寿命を迎え、外壁の劣化がみられると、住宅全体の老朽化として、建て替えを考える方も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
寿命を迎えても、張替えや重ね張りといったリフォームをおこなえば、外壁は蘇ります。
日本の住宅の寿命は、平均して30年だそうです。
ヨーロッパなどと比べると短いですね。
現在は、高度経済成長期を経て、大量生産や大量消費からの変化が求められている時代です。
限りある資源を効率的に利用することで、リサイクルなどで循環しながら、将来まで使い続けていく循環型社会へと変わらなければなりません。
住宅に関しても、同じことが言えると思います。
古くなったから壊して建て直すという考え方から、劣化した箇所を補修することで、長く安心して住める家へと。
そこで活用できるのが、住宅リフォームです。
建て替えより費用も抑えらますので、コスパも良いのがうれしいですね。
張替え・重ね張りで外壁が蘇ります!
張替え・重ね張りをおこなうことで、外壁は機能も見た目も蘇ります。
まるで新築のように、美しく仕上がるでしょう。
張替え・重ね張りをおこなう際のメリットとデメリット、注意点をご紹介します。
張替えリフォーム
張替えは、元の外壁を撤去し、新しい外壁材を取り付ける工法です。
張替えは、元の外壁の種類によっては施工できないことがありますので注意が必要です。
Attention!モルタル外壁は張替えができません
モルタル外壁では、張替えができません。
モルタル外壁の構造は、モルタル塗り・金網・防水紙が一体となっています。
ですので、モルタルを解体すれば外壁全体を解体することになってしまいます。
モルタル自体が半固形状で塗るという工法ですので、張り替えという施工方法にはあてはまらないということもあります。
モルタル外壁のリフォームには、重ね張りをおこないます。
重ね張りリフォーム
重ね張りは、元の外壁に新たな外壁材を重ねて張っていく工法です。
外壁カバー工法ともいいます。
重ね張りは、どの外壁にも施工可能です。
*元の外壁の劣化が激しすぎる場合を除きます。
外壁リフォームでは外壁材の重量も大切です
外壁をリフォームするとなったら、デザインや外壁の素材など、いろいろなご希望があると思います。
ですが、まず考えいただきたいのは外壁材の重量です。
住宅を建築する際には、耐荷重を超えないように、使用する建材の重量を計算しています。
元の外壁材よりも重い外壁材を使用することは避けなくてはなりません。
耐荷重を超えると、住宅の基礎が支えきれなくなる可能性があります。
もちろん、耐荷重を少し超えたくらいでは、住宅が崩壊してしまうことはないでしょう。
でも、大地震が起こったら?
耐震性に優れた新築の住宅も、リフォームによって耐荷重を超えたら、耐震性が低くなってしまうのです。
一方で、外壁が軽ければいいというものでもありません。
住宅の構造において、屋根の重さと外壁の重さのバランスが重要なのです。
重い屋根に対し、外壁が軽すぎると、地震などで振動が加えられ、揺れが大きくなってしまう危険があります。
外壁のリフォームをおこなう際には、まず重量を考慮していただきたいと思います。
外壁の重量は、お見積りの際に確認することができます。
おすすめ外壁材 金属サイディング
重ね張りは、元の外壁の上に新たに外壁を張る工法ですので、もちろん重量が増加します。
そこで、おすすめの外壁材は金属サイディングです。
金属サイディングは軽量なのが特徴で、外壁材としても人気の素材です。
金属サイディングは、窯業系サイディングの3分の1程度の重量しかありません。
外壁を重ねることで重量が重くなる重ね張りでは、軽量な金属サイディングを選ぶことが現実的でしょう。
「金属サイディングって、夏は暑くて冬は寒いの?」
「雨の音が響いてうるさい?」
といったイメージを抱かれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
金属サイディングの特徴は、軽量なだけではありません。
断熱材と一体化しており、外気温に影響されないので、断熱性にすぐれ、省エネ効果も期待できます。
また断熱材が音を吸収することで防音性も抜群。
外の音も気になりません。
金属製なのでデザイン性が低いとされていましたが、デザインについても、加工技術や印刷技術により進化を続けています。
金属の素材感を生かした、モダンなデザインも人気がありますよ。
金属サイディングの外壁リフォーム、施工の流れをチェック!
金属サイディングによる重ね張りの工事は、以下の流れでおこなわれます。
重ね張り工事の流れ
まずは、足場を設置します。
胴縁を取り付けます。胴縁:元の外壁に新しい金属サイディングを張るための下地木材
元の外壁のクラック補修をします。
窓などのサッシ周辺の水切りを取り付けます。
新しい外壁を張り付けます。
まとめ
いかがでしたか。
外壁リフォームの代表的な工法である、張替えと重ね張りについてご紹介しました。
寿命を迎えた外壁も、リフォームをおこなうことで新築のように蘇ります。
建て替えよりもリーズナブルで、工期も短いコンパクトなリフォーム工事がおすすめです。
外壁についてお悩みでしたら、国土交通大臣認定リフォーム事業者のサンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)におまかせください!
リフォームについてのご相談から点検、お見積りまで無料で承ります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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