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足立区で瓦の漆喰工事・メンテナンスをするなら国土交通大臣認定事業者の屋根プロ110番にお任せください!


足立区で瓦の漆喰工事メンテナンスをするなら国土交通大臣認定業者の屋根プロ110番にお任せください!


住民の約8割が「暮らしやすい」と言う注目の町足立区!

新幹線の開業で交通網が充実し、また区の合言葉「ビューティフル・ウィンドウズ運動」を2008年から実施し、防犯パトロールや地域防犯ボランティアの見回り活動など地域住民と警察署が連携しており安心して暮らせます。

残念ながら、今年の足立区花火大会も中止が決定し3年連続中止となりましたが荒川河川敷を会場とする足立の花火は約12000発打ち上げられるなど夏の風物詩とも言えます。

来年こそは足立の花火大会が開催される事を願っています


今回は、家を長持ちさせるのにとても重要な屋根の漆喰工事について詳しく書いていきたいと思いますので是非最後までご覧ください。

また点検やメンテナンスなどのご相談もお気軽にご相談ください。



目 次



屋根は家を長持ちさせるのにとても重要な箇所です。

もしこの屋根が、機能を失い雨水が入り込んでしまうと雨漏りを引き起こしたり、侵入した雨水によって柱などが腐ってしまう原因にもなります。

この屋根の機能を長く保つための役割を漆喰と言います。

漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウム)を主原料としており、約5,000年前から使用されるなどとても歴史が古いのです!

美しい白色が特徴的な姫路城も白壁に漆喰を使用しています。

漆喰は白壁としてだけではなく、瓦や石材を接着させる役割もあります。

なので、瓦屋根では漆喰を使用し瓦を固定、接着させるのですが雨・風・日光・気温差などにより年数が経つにつれ徐々に劣化していきます。少しでも漆喰にヒビが入ると固定や接着の効果が弱まってしまいます。

なのでちょっとした地震や風が吹いたことにより瓦がずれたり、落下してしまう危険性が高くなります。また劣化に気づかずに放置していると雨漏りを引き起こしてしまったりもします。









漆喰の劣化が軽微なら詰め直し工事を行います。

軽微な状態で詰め直しをすることで施工費用も抑えることができます。


漆喰の劣化がひどく重度の場合だと、取り直しという施工をおこないます。

取り直しとは、瓦がずれてしまっていたり、漆喰がほとんどなくなっている状態の時に行います。

屋根の頂上にある棟瓦を一度取り外し、漆喰を詰め直した後に再度棟瓦を設置します。







古い漆喰を除去していきます。


詰め直しをするために、まずは漆喰を除去します。

古い漆喰が残ったままだと、新しい漆喰を詰めてもすぐに剥がれてしまうため丁寧に除去していきます。


※右側の写真では取り除いた漆喰の下に茶色い土が見えます。

この土は、漆喰が劣化することで出てきてしまうので早急な修繕が必要です。

新しい漆喰を詰めていきます。


漆喰を細部まで隙間なく塗り、表面を綺麗にならしていきます。

この作業はとても難しいので職人さんの腕の見せ所です!


漆喰を詰める作業はすべての箇所にしていきます。

すべて漆喰を塗り終えたら施工は終了です。

丁寧な施工をすると約20年保つことができ、安心して生活ができます。

屋根を長持ちさせるためには小さなヒビなども早めに発見することが大切です。

小さなヒビでも雨水が侵入してしまうと劣化を進めてしまうので、定期的な点検をすることをお勧めしております。


まずは棟や漆喰の状況を把握していきます。


・左の写真には、棟の中心に赤線を引いています。

棟は本来まっすぐです。しかし線を引いてみると棟が曲がっているのがわかります。


・右の写真は、漆喰がはがれていることがわかります。

漆喰が剥がれることで棟の中にある土が水分を吸収しやすくなり、傷みが出たり固定力が弱まったりし棟が曲がってしまいます。

設置した棟瓦を撤去していきます。


左側の写真は棟瓦を取り外した状況です。

瓦を取り外した下には土が盛られており、その下にも瓦があるのでこちらも取り外していきます。


瓦を取り外した状態が右側の写真です。

瓦を取り外してもさらに下には土がもってありますが、漆喰が劣化して土が流れてしまうと棟の固定力が弱まるので、この土は棟を支えるために大切な土台です。

古い土を取り除き新しい土を盛ります。


左側の写真は古い土を取り除いた状態です。

糸を張り、棟瓦をまっすぐに設置する目安にします。

※この時に、次の作業で使用する棟瓦の固定用銅線も仕込みます!

棟瓦設置後は漆喰を詰める作業をします。

のし瓦や土でできた土台に棟瓦を取り付けていきます。

のし瓦と屋根瓦の間には漆喰を詰め直して、先ほど仕込んでおいた銅線で固定をします。

銅線の後処理をします。

銅線できちんと固定した後は、飛来物が引っかからないようにします。


左側の写真が処理後です。

丁寧に銅線が処理されています。


銅線の処理を雑にすると枝やビニール袋などが引っかかってしまいそこに雨水が溜まりトラブルの原因になるので、とても重要な作業の一つです。

鬼瓦の周辺も漆喰で固定します。


最後に鬼瓦も取り付けて漆喰で固定をしていきます。

左側の写真が固定後の写真です。


あとは、漆喰が乾けば施工終了です。




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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。

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