深刻な状態屋根の下地が腐食!築40年以上メンテナンス経験無しの総葺き替え工事「川口市、本町の場合」





築42年も経つのに一度も屋根塗装を施していない奇跡のコロニアル、

ひび割れがありとあらゆる箇所に目立ち、都度コーキングで補修された足跡が伺えます。

家主様はごまかしごまかしやってこられたようですが、流石に近年の台風や地震の影響力の強さに安全性に限界と強い危機感を感じ、屋根塗装工事をご決断されました。


工事基本情報                                          


施工内容・・・・その他 使用材料・・・・ケイミュ―「コロニアルクァッド」 築年数・・・・42年 施工期間・・・・約3週間



私達が毎日過ごす家。

日々の暮らしの中で忘れがちな家の劣化。

目に見える場所ばかりでは無いがゆえに見過ごしてしまう。


気が付いた時には我が家の痛々しさにビックリ。

そんな方も少なく無いようです。

今回は築40年以上愛着の中で暮らしたお宅のお話。


初めての屋根のメンテナンス、総葺き替えの様子を見て頂く事にしましょう。

こちらのお宅の場合はですね。

大屋根、下屋共にかなり劣化が酷くなっています。


かつて塗り替え等メンテナンスは、一度もされてないと言う事でした。

まず大屋根は塗替えがされていませんから、スレートの表面の防水性がなくなっています

その為雨水を吸収し、内部にまで雨水が多く侵入してしまっている事が予想されます。


当然ながら板金類もかなり劣化しています。

クラックも発生していますので下地の状態も心配です。

下屋は家主さんがご自身でコーキングした跡が目立ちます。

築40年以上もの間一度もメンテナンスがされてないんです。

クラックが発生・・・。


クラックと言うのは、外壁や内壁に出来る亀裂やひび割れですね。

こんなクラックのたびに家主さんが応急処置をいていた様です。

言うまでも無く見栄えも良いとは言えません。


寄棟屋根


大屋根の形は寄棟屋根と呼ばれる形。

一般的な屋根の形です。

使用している屋根材はスレートです。


42年前・・・家の歴史が感じられます。

建てた時から変わっていない様で塗り替え等もされていません。

                         

防水性の低下


防水性の低下が原因、クラックも多数。

施工前の状態は、見ての通り非常に悪いです。 色褪せ、クラックと劣化のフルコース。


錆汚れも酷いですね。 塗替えなしですからね。

防水性も無い状態で、かなり吸込みが激しい様です。



板金の繋ぎ目やコーキングの劣化状態



大屋根の状態や板金の状態も深刻ですね。

大屋根の形は寄棟屋根と呼ばれる形の屋根です。

一般的な形の屋根ですね。


使用している屋根材はスレートです。

40年以上、家を建てた時から一切のメンテナンスは行われていません。

上の写真からも物語っています。



コーキングの後①


写真の白く見えているのはコーキングの跡。

続いて下屋を見て行きましょう。

下屋は大屋根よりもさらに深刻です。

勿論下屋も同様に塗り替えは40年以上行われていません。


コーキングの後②


下屋は大屋根と違って家主さんが上がっていたそうです。

クラック等を家主さんが補修していたとか。

コーキングが大変な状態ですね。

           

板金が一部剥がれた様子


コーキングも限界ですね。

下屋軒先側の棟板金が一部なくなっちゃってます。 強風にでも飛ばされたのでしょうか?


痛々しいまでに補修されたクラックの後ですよね。

下屋は大屋根と違い家主さんご自身で補強出来ますから。

クラックなどもご自身で補修されていたそうですよ。


ご自身で色々直されているんですね。。 軒天もかなり深刻な状態の様です。

次にその軒天を見てみましょう。


軒天施工前の状態①


不思議ですが黒く見えている部分は屋根のルーフィング。


           

軒天施工前の状態②           

 

本来軒天の下は屋根の野地板の筈なんですが・・・。

元々この部分だけ野地板が無かったとかでしょうか?

もしそうなら、それは大変な事です。          


軒天施工前の状態③


これはかなり心配な状況です。

40年以上の年輪だけでは無い様です。

垂木も腐って無くなっています。


とにかく安全性から言ってもかなり大変な問題がある様です。

屋根だけでなく軒天も奇麗に張り替える必要性大です。

こんな感じから工事開始です。


足場架設~大屋根葺き替え~下屋葺き替えの様子を紹介!


足場用資材を運搬


足場用資材を運搬、朝一から作業開始です。

結構大変そうです。



手際よく足場の枠組みの組み上げ


あれよあれよという間に、足場の枠組みが組みあがっていきます。

凄いですね。



軒天の下の踏板、これは他とはチョッと違います。

通常踏板は一枚しか入れませんが・・・。

今回は軒天を貼り替るので、一枚では無い方が作業がし安いからでしょう。

ですので今回は安全性や効率性も考慮して、軒天の下のみ踏板を2枚入れました。

 

足場仮設終了


さすがですね!  

朝から組み組み始めて、夕方前には無事足場架設終了。

今回は大屋根のみならず、下屋も葺き替える為まずは大屋根のみ行います。


大屋根の葺き替え終了後、一度上層部分の足場を解体します。

下屋の葺き替え終了後、全体の足場解体という事になります。 

足場の仮説が終わればイヨイヨ本格的な作業が開始します。        



資材・廃材運搬用のスライダーを設置


まず資材・廃材運搬用のスライダーを設置します。

今回の作業では、塗装はしません。

なので、高圧洗浄などの下地調整は行いません。 初めに、大屋根の板金・屋根材を撤去します。

        


梯子に移動式荷台が付いたような感じです。


撤去したカラーベストは勿論処分です。

40年以上もの間よく頑張ってくれました。

お疲れ様と言った所ですね。




既存屋根の撤去は板金から外しちゃいます。 




板金の下にある貫板も全て撤去します。



次にカラーベストの撤去。

スレーターと呼ばれる釘を抜く作業です。

手工具とトンカチを使いながら撤去していきます。


屋根の工事は同時に危険との隣り合わせ。

うっかりしようものなら大変な事故にもなりかねませんから。

劣化した屋根の工事は非常に危ないものです。


ポイントを押さえ経験を活かし着々と作業は進みます。

職人さん達のプロの仕事の始まりです。

手際の良さはさすがです。


劣化した屋根の工事は危険がいっぱい


屋根の下地軒先の部分です。

もう既に腐っていて、足を置いただけで抜けてしまう様な状態。

ですから慎重に作業を進めなければいけません。


劣化した屋根の工事は非常に危険です。

その為作業には、新しいコンパネを置いて、崩れても大丈夫な様にします。


下地の補強


軒先部分の垂木が腐ってなくなっています。



赤丸の部分を見て下さい。

こうした箇所には新しい垂木で補強します。



白っぽく見えまが、これは新しい木材の垂木だからです。

こんな感じで腐ってしまった所を、カバーして下地の補強をしていきます。

そうしておいてから次の段階に進むわけです。


              


腐食していた部分にコンパネを張ります。

高さを既存の野地板と合わせます。

コンパネとは合板の事です。

コンパネの後は防水シートを貼っていきます


下地造り


補強が終わったら全体にコンパネを張りです。

腐食している部分以外は既存の野地板の上から新しいコンパネを張って行きます。



コンパネが終わると、今度はルーフィング(防水シート)を貼っていきます。



今回のルーフィングは一般的なアスファルトルーフィングです。

非透湿系の為性能はあまり高くはありません。

しかしながら、安価で止水性は優れています。


注文住宅でこだわりの家主さん指定があらばですが・・・。

そうでなければアスファルトルーフィング940を使用するのがほとんどです。



カラーベスト葺き


カラーベストとは、平型の化粧スレートの事です。

新しい屋根に使用する板金や新しい屋根材のサイズ調整は屋根の上で行います。


新しい屋根に使用する板金。



新しい屋根材。

ケイミュ―の「コロニアルクァッド」という商品を使います。



サイズ調整等は屋根の上で行っていきます。

1枚1枚サイズを測り、調整しながら釘で固定していきます。




板金の下地貫板を取り付けます。

勿論隅棟にも貫板は必要ですから作業していきます。

貫板もしっかり釘で固定し、板金を被せて板金もビスで固定します。


大屋根の葺き替え完了!


大屋根の葺き替えが終了!

まだ下屋が残ってはいまが・・・。

奇麗になるって気持ちのいい物です。



大屋根の葺き替え完了!

屋外での作業です。

天候は大きく左右します。


まずはヤレヤレですよね。

さて喜ぶのはまだ早い。

次は下屋の番です。


         大屋根の葺き替えが終了しました。

         上層部の足場をいったん撤去し、次は下屋の葺き替えです。

         工程自体は大屋根と同じ工程で進められます。


下屋の葺き替え