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屋根の修理!知っておきたい屋根材9種類&人気屋根材TOP5と業者の選び方を徹底解説




”雨漏り修理25,000円から!”などの、広告を見かけることも多いのではないでしょうか。

このようなロープライスで、雨漏りが解消できるならうれしいですよね。

でも、ちょっと待ってください。

25,000円程度でできる、雨漏り修理の内容はご存じですか?

防水テープを貼る・接着剤を塗るといった、応急処置なのです。

あくまで応急処置なので、また雨漏りが発生するのは時間の問題です。

最近は、想定外の自然災害も多く、台風や地震で大きな被害が出ています。

被害が大きくなってしまう前にしっかりと点検し、問題を解決することで、コストも抑え安心して住み続けられます。


ではどんな解決法があるのでしょうか。

おすすめは屋根の修理とリフォームです。

今回は、屋根材に合った屋根のリフォームについて詳しくご紹介ます。


目 次


はじめに 屋根について知っておきたい3つのポイント

屋根は、建物で一番重要といえるでしょう。

屋根がしっかりしていないと、家に住むこともできなくなってしまいます。

でも、意外と屋根について、詳しく知っているという方は少ないかもしれません。

屋根について、その構造や素材、メンテナンス時期についてご存じですか?

屋根は普段見ることがなく、損傷があっても気づきにくいため、あまり、詳しくないという方も多いようです。

インターネットが普及している現在と違って、昔は屋根について知る機会もあまりありませんでした。

そのため、屋根の修理方法なども業者に任せがちでした。

しかし、今はお客様自身で、屋根について情報を得るのも容易になりました。

業者に依頼する前に、まずは、屋根について、修理方法について知っておくことで、スムーズで満足のいくリフォームを完成させることができるでしょう。


屋根について知っておきたいのは、3つのポイントです。

  • 屋根材の種類

  • 屋根材の修理方法

  • どんな屋根材がいいのか

このポイントについて、詳しく解説していきます。



屋根材の種類:9種類


現在、あなたのお家に使われている屋根材をご存じでしょうか?

答えられる人は、意外と少ないようです。

現在国内で、屋根材として使われているのは9種類です。

順に見ていきましょう。


1.コロニアル

コロニアルは、平らで薄い板状の屋根材です。

コロニアルは商品名で種類としては、スレート屋根になります。

主成分はセメントです。

化粧スレートや軽量スレート、カラーベストとも呼ばれます。

高度経済成長期以降の、戸建て住宅でよく使われています。



2.陶器瓦

陶器瓦は、粘土を高温で焼き上げたもので、古くから使われている屋根材です。


国内の戸建て住宅で、最も使用されています。

最近の新築住宅では、使われないことも多くなってきました。


3.トタン瓦棒

トタン瓦棒(かわらぼう)は、金属屋根です。

昔の金属屋根はトタン製が主流だったため、金属屋根はトタン屋根とも呼ばれていますね。


縦ラインの凸部分には、芯木(しんぎ)という木の棒が使われています。

コロニアルや瓦と違って、屋根に対して縦方向に配置される屋根なので、縦葺き(たてぶき)とも言います。

トタン瓦棒は冬、雪などの影響がないので、東北や北海道でよく使われています。



4.セキスイかわらU

セキスイかわらUは、積水化学工業が製造した屋根材です。

瓦でありながら、スレート屋根のカバー工法ができるので、厚型スレート屋根とも呼ばれます。

割れやすく、多くの不具合が生じ、現在では販売されていません。



5.パミール

パミールは、ニチハが製造していたスレート屋根です。

ノンアスベスト屋根として人気がありました。

不具合や不良が多発し、現在では販売されていません。



6.セメント瓦

セメント瓦は、セメント製で、陶器瓦をかたどった屋根材です。

主成分はセメントですが、コンクリートが主成分のコンクリート瓦もあります。

陶器瓦より安価なため、人気がありましたが、現在では、ほとんど生産されていません。



7.アスファルトシングル

アスファルトシングルは、ガラス繊維をアスファルトに配合した、ゴムシート状の屋根材です。

シート状なので、扱いやすく施工が簡単、かつ安価なので、最近の建売住宅では良く使用されています。



8.波型スレート

波型スレートは、断面が波の形をしたスレート屋根です。

主に工場や倉庫などの、大きな建物によく使用されています。

現在、新築ではあまり使用されていません。



9.折半屋根

折半屋根は、屋根の断面の凹凸が特徴の、金属製の屋根材です。

主に大きな建物に使用されています。




お家の屋根は、9つの屋根のどれにあてはまるでしょうか?

ご紹介した屋根材は、1900年代でよく使用された屋根材です。

もしこの中に無ければ、後ほどご紹介する最新の屋根材が使われているかもしれません。


まずは、お家の屋根材の種類を把握することからはじめましょう。


屋根工事を施工する、専門業者をご紹介します。

専門の屋根職人1

屋根は建物の中でも重要かつ専門知識が必要であり、塗装工や大工ではなく、専門の職人が仕上げます。


屋根の工事は板金工もしくは瓦葺工(かわらぶきこう)という専門の職人が行います。

  • 板金工が施工:瓦棒・折板屋根

  • 瓦葺工が施工:瓦・セメント瓦

  • 板金工と瓦葺工どちらも施工:コロニアル・セキスイかわらU・パミール・アスファルトシングル・波型スレー(工事が簡単なのでどちらも施工可能)



屋根の修理方法について


お家を建てたら、屋根は一生ものと思っている方も多いのではないでしょうか。


残念ながら、屋根材には寿命があり、定期的なメンテナンスも必要です。


それぞれの屋根材によって寿命は違いますが、平均すると築30年前後といわれています。



屋根材ごとのリフォーム時期の目安



部分的な修繕とリフォーム


屋根の修理には、部分的な修繕と新しい屋根にするリフォームがあります。


コストが全く違い、2桁以上違ってくることも…


部分的な修繕は、数万円ですみますが、屋根を一新するリフォームのコストは、100万円以上です。


できるだけ安くすませたいという方には、部分的な修繕がおすすめです。

コストはかかってもいいから、しっかり直して、長く安心して暮らしたいという方には、屋根のリフォームを選んでいただきたいです。

特に家を建ててから、かなり年数が経っていれば、リフォームの方が安心できるでしょう。


近年、毎年のように台風や地震などで、大規模な災害が発生しています。

そんな中で、一番先に被害にあうのが屋根です。

また自然災害では、その地域に被害が集中するため、修理やリフォームをするのに、長い期間待たされることにもなりかねません。

屋根の部分的な修繕

部分的な修繕は、屋根の損壊箇所だけを直します

  • 防水テープを貼る

  • シーリングを充てんした接着

  • 屋根材の一部交換

屋根のリフォーム

屋根のリフォームには、葺き替え(ふきかえ)とカバー工法があります。

  • 葺き替え:今ある屋根をすべて剥がし、新しい屋根に取り替え一新する工事。

  • カバー工法:今ある屋根の上に、新しい屋根を張ってかぶせる工事

屋根塗装で屋根の不具合は解決する?

屋根の塗装工事は、屋根を塗装し直し、外観を美しく保つための工事です。

そのため、屋根の塗装で屋根の不具合が改善されることはありません。(金属屋根の塗装を除く)

もちろん、屋根の寿命を伸ばすこともできません。

コロニアルを製造しているメーカー「ケイミュー」のカタログには、塗装塗装の目的は美観維持と書かれています。

屋根塗装後に「屋根の板金が飛ばされてしまった」「瓦がズレてしまった」ということもあるようです。

また、コロニアルの屋根塗装では高圧洗浄により屋根に負担がかかることで、逆に屋根が痛んでしまうことも…。



屋根リフォームで防水性が復活!ルーフィング編

屋根のリフォームでは、屋根を一新しますが、目的はそれだけではありません。

防水シートを貼り換えることで、防水性が復活します。


屋根材の下にはルーフィングという、防水シートが貼られています。


ルーフィングは、雨漏りを防ぐ重要な役割を果たしています。

築20年以上の屋根は、ルーフィングが破れたりなどの劣化が見られます。

そのため、屋根のリフォームを実施する際は、ルーフィングも新しいものに貼り換えます。

戸建て住宅に使用するルーフィングは、20種類以上です。

安価ではあるけれど耐久性の低いルーフィングから、60年の耐久性がある高価格のルーフィングもあります。

お客様がルーフィングの種類について考慮することもあまりないためか、ルーフィング選びは業者任せになりがちです。

価格重視の業者では、低価格で品質の低いものが使われていることが多いようです。

しかし、ルーフィングは雨漏りを防ぐとても大切なものです。

屋根のリフォームをする際には、高品質のルーフィングを使うことをおすすめします。


屋根リフォームで防水性が復活!野地板編

ルーフィングの下には、野地板(のじいた)という板が敷かれています。

野地板にも寿命があり、目安としては、コロニアルで40年程、瓦屋根で50年~60年といわれています。

屋根リフォームでは、野地板もルーフィングと同時に、新しいものに取り替えます。


野地板が優れた機能を発揮することで、屋根材やルーフィングの機能もアップします。

野地板の寿命は、屋根材の通気層や小屋裏の通気方法によって大きく変わってきます。

小屋裏の通気をよくする換気棟を設置することで、野地板の寿命も長くなるでしょう。



屋根リフォームで使いたい屋根材TOP5

屋根材も進化しています。

金属屋根はトタンから、ガルバリウム鋼板に変わってきていますし、最新の素材はガルバリウム鋼板を更に改良した、エスジーエル鋼板が人気です。

最近では耐久性が高い金属屋根の人気が高く、2017年の新築住宅の屋根材シェアでも一位となっています。


では、屋根のリフォームで使いたい、人気の最新屋根材をご紹介しましょう。


1.成型ガルバリウム鋼板


成型ガルバリウム鋼板は、耐久性のある金属屋根で、今非常に人気がある屋根材です。

トタン瓦棒とは違い、横向きにのせる横葺き金属屋根です。


金属屋根メーカーが製造しているので、成型ガルバリウム鋼板屋根とも呼ばれます。

金属のため断熱性が弱いので、屋根材の裏側に断熱材を貼りつけるものが多いです。



2.石粒付鋼板屋根

石粒付鋼板屋根は、横葺き金属屋根で、ジンカリウム鋼板の表面に石粒を貼り付けた屋根材です。

石粒が屋根の着色になるため、色落ちがなく塗装メンテナンスする必要はありません。


3.立平

立平(たてひら)は、縦方向にのせる金属屋根材です。

同じ縦方向のトタン瓦棒とは違い、縦のラインに芯木が入っていません。

そのため、木の腐食がないのがメリットです。


三晃金属が開発した屋根材なので、三晃式とも呼ばれています。



4.ルーガ

ルーガは、厚型セメント瓦です。

屋根メーカー最大手のケイミューが製造しています。

セメントの中に空気泡や繊維素材が含まれた、新しいタイプの瓦でハイブリッド瓦とも呼ばれます。


瓦よりも軽量で耐久性を備えつつ、瓦のような風合いが魅力です。



5.軽量防災瓦

軽量防災瓦は、陶器瓦を軽量化した瓦です。

太陽光パネルを屋根に設置する場合は、軽量防災瓦の中でも平面な、平板瓦(へいばんがわら)が使われます。

平板瓦はF型瓦とも呼ばれています。

最近の新築住宅の瓦屋根には、軽量瓦が使われています。

軽量防災瓦は、あくまでも従来の瓦に比べて軽量で防災性が高いということなので、過信は禁物かもしれません。


屋根の専門職人2
  • 板金工が施工:成型ガルバリウム鋼板・石粒付き鋼板屋根

  • 瓦葺工が施工:立平・軽量防災瓦

  • 板金工と瓦葺工どちらも施工:ルーガ(ケイミューからの認可が必要)



コロニアル:屋根材の特徴と修理リフォーム方法

コロニアルの特徴


コロニアルは商品名で、ケイミューが製造しているスレート屋根です。

軽量で低価格なのが特徴です。


コロニアルは軽量で施工しやすい屋根材であるため、国内でも人気があります。

流通量が多くシェア率が高いので、一般的にスレート屋根といえばコロニアルのことを指します。

昔のコロニアルにはアスベストが含まれていましたが、2000年初めごろからアスベストが含まないノンアスベスト製品に切り替わっています。

現在、使われているコロニアルは2008年に発売されたコロニアルクァッドです。

グレードによって、耐候性やデザインが違っています。


釘を打ち留めているだけなので、部分的な修理もしやすくなっています。

一枚だけを交換したり、ヒビ割れ部分だけを接着するのも簡単です。


一方で、軽量のため風で飛ばされたり、ずれ落ちたりすることもあります。

薄いため、ヒビ割れしやすいデリケートな屋根材です。



コロニアルのリフォーム 塗装


コロニアルを塗装する際には、塗料を選ぶのに注意が必要です。


屋根は、紫外線や雨風の影響を直に受けるため、外壁などより塗膜の劣化や色褪せが早くなります。

外壁塗装で使われるシリコン塗料を屋根に塗装しても、10年はもたないかもしれません。


ですので、屋根の塗料には質の高いものを選ぶことが重要です。



コロニアルのリフォーム カバー工法


カバー工法は、今あるコロニアルの上に、新しい屋根材を重ねて張るリフォームです。


工事費と施工期間が短く、コストも抑えられるので、コロニアル屋根の修理では一番採用されています。


気をつけていただきたいのは、野地板の劣化が激しい場合は、カバー工法はできないということです。

野地板の状態は「簡易試験方法」と「専用機械を使用する方法」によって確認できます。



リフォームに葺き替えを選択すると、アスベストが含まれているコロニアルでカバー工法の1.7倍、ノンアスベストのコロニアルで1.5倍のコストがかかります。


コスト面を考えるなら、まだ屋根の状態が良いうちに、カバー工法で修理するのがおすすめです。

築20~30年を目安に、カバー工法を検討してください。


カバー工法の仕上げには、通常、金属屋根が使われます。

金属屋根以外ですと、アスファルトシングルやルーガなどを使います。


なお、コロニアルの上にコロニアルを重ねることはできません。



コロニアルのリフォーム 葺き替え


葺き替えの場合は、コロニアルを剥がして軽い屋根材に張り替えます。


コロニアルは建築基準法では「軽い屋根材」なので、瓦などの「重い屋根材」への葺き替えはできません。



コロニアルからコロニアルへの葺き替えには、気を付けていただきたいことがあります。


コロニアルはデリケートな素材ですが、破損やずり落ちがあっても、メーカー保証は受けられません。


また、コロニアルへの葺き替えには、野地板を新しいものに取り替える必要があります。


メーカー保証や野地板を新しくするという説明無しで、リフォームの提案をする業者にはくれぐれもご注意ください。



陶器瓦:屋根材の特徴と修理リフォーム方法

陶器瓦の特徴


瓦は、戸建て住宅で最も普及している屋根材です。

耐久性は約60年と、他の屋根材より格段に長持ちします。


瓦は地震などで被害が起こりやすい屋根材です。

建築基準法においても、瓦の重さにより重い屋根に分類されています。

戸建て住宅の構造計算(耐震設計)で、最初に確認するのが屋根の重量です。

屋根の重量を元に、構造計算されるので、屋根材の重さは建物の耐震性に大きく関わってきます。


耐久性が高い瓦ですが、部分的な修理やメンテナンスはしなくてはなりません。

ほうっておくと、ヒビ割れやズレなどが生じます。


瓦の部分的な修理は簡単です。

瓦の一部差し替えや、ヒビ割れ部分の接着などになります。


陶器瓦のリフォーム 葺き替え

瓦はカバー工法ができないので、リフォームは葺き替え一択になります。


特に、築40年以上の瓦屋根は部分修理ではなく、葺き替えをおすすめします。


瓦のリフォームでは、軽量の金属屋根が多く採用されています。


金属屋根材には、瓦デザインのものもあります。

金属以外ですと、ルーガが人気です。



トタン瓦棒:屋根材の特徴と修理リフォーム方法

トタン瓦棒の特徴


瓦棒の素材がトタンの場合、錆びやすく劣化しやすいの定期的ななメンテンナンスが必須です。

また、瓦棒の中にある芯木(しんぎ)は、水分や湿気により腐食するため、芯木のメンテナンスも同様に行わなくてはなりません。

トタン瓦棒は断熱性がなく、雨音などの遮音性もないというデメリットがあります。(費用はかかるが断熱材の取付は可能)


部分的な修理では、一部の穴埋めや鉄板を張るなどがあります。

しかし、トタン瓦棒は錆びるとサビが一気に広がってしまうので、部分的な修理ではなく全体のリフォームがおすすめです。

最近の瓦棒は、トタンではなくガルバリウム鋼板を使用しているので、トタン瓦棒のデメリットがありません。

最新のものとしては、、芯木の中に木を使わない、金属だけで仕上げられた立平が人気です。

瓦棒のような縦葺き金属屋根は、横方向に雨水が流れないので、雨漏りがしにくい構造となっています。

そのため、勾配の緩やかな屋根でも施工できるのがメリットです。

屋根の勾配は緩やかならそれだけ面積が小さくなるので、その分コストも抑えることが可能になります。



トタン瓦棒のリフォーム 塗装

金属屋根は錆びます。

サビを放置すれば広がり、穴が空いてしまいます。


そのため、定期メンテナンスが必要なのです。

サビをケレン作業で取り除き、サビ止め塗料と保護する上塗り塗料を塗布します。


トタン瓦棒は、10年に1度のメンテナンスで再塗装をします。



トタン瓦棒のリフォーム カバー工法

カバー工法では、瓦棒の上に軽い屋根材を張ります。


カバー工法を行う条件として、今ある瓦棒の芯木や野地板が正常であることが挙げられます。


ですが、雨漏りなどが起こっている場合はカバー工法ができないほど悪化していることが多いです。


そのため、瓦棒にカバー工法は、あまりおすすめできる工法ではありません。



トタン瓦棒のリフォーム 葺き替え

瓦棒は他より緩い勾配の屋根が多く、他の屋根材が使えないため葺き替えは同じ瓦棒(もしくは立平)で施工します。


瓦棒は現場で加工ができる屋根材です。

コイル状に巻かれた板金を、板金職人屋根に合わせてその場で切断して完成させます。

そのため建物が密集していたり、資材を置く場所がないなど作業スペースが限られているときに、ぴったりの屋根材といえるでしょう。


トタン瓦棒のリフォーム 嵩上げ工法

急な勾配になると屋根の面積が大きくなるので、緩い勾配の屋根が採用されることが多いです。

ですが、屋根の勾配は急な方が水はけがよく、雨漏りも発生しにくいです。


そのため雨漏りを発生しにくくするために、緩い勾配の屋根から急なものにリフォームします。


屋根の勾配を変更するには、嵩上げ(かさあげ)という工事を行います。


緩い勾配でも使うことができる瓦棒ですが、緩い勾配が原因で雨漏りしてしまうこともあります。


その場合、雨漏り修理として嵩上げ工事を行います。



嵩上げは今ある屋根の上に小屋組みを作り、新たに屋根を葺き替える大規模な工事になります。


嵩上げによって雨漏りは完全に解消されるでしょう。


サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)では、嵩上げ工法も承っています。



セキスイかわらU(ノンアスベスト):屋根材の特徴と修理リフォーム方法

セキスイかわらUの特徴

セキスイかわらUは、セキスイが販売した厚型スレート瓦で、40年以上使われていました。

コロニアルや瓦棒に重ねることができるので、大変な人気を博しました。


しかし、アスベストを含まないノンアスベストのセキスイかわらUが1990年8月に発売されたのですが、不具合が多く、販売を中止するに至りました。

アスベストの代わりになるほどの性能がなかったのです。

施工後10年程で表面の塗装が剥がれ、ヒビ割れが発生するといったものです。

ノンアスベストのセキスイかわらUの上を歩くだけで、瓦が割れてしまうことがあり、大変危険ですので、絶対に屋根の上に乗らないでください。

セキスイグループはその後、屋根材の製造から撤退しています。


松下ニューウェーブ

セキスイかわらUの類似品に、松下(現ケイミュー)が製造したニューウェーブという屋根材があります。

流通量は少ないですが、リフォームについては、セキスイかわらUと同じです。



セキスイかわらUのリフォーム カバー工法

セキスイかわらUのリフォームでは葺き替えをおすすめしていますが、築20年未満のリフォームでは、カバー工法も可能です。


傷んだセキスイかわらUの上に、金属屋根もしくはFRP素材の屋根を張ります。

いずれも、セキスイかわらUに合うように設計されています。


すでにカバー工法でセキスイかわらUを使用している場合は、カバー工法はできません。


セキスイかわらUのリフォーム 葺き替え

セキスイかわらUのリフォームは、葺き替えがおすすめです。


とくに、築30年が経っている屋根は、セキスイかわらUの下に敷かれている防水シートや野地板が傷んでいるため、葺き替えがいいでしょう。


葺き替えと同時に、防水シートと野地板も新しいものに替えます。



パミール:屋根材の特徴と修理リフォーム方法