1. ご依頼をいただいたきっかけ
足立区竹ノ塚にお住まいのお客様より、雨漏りのご相談をいただきました。強い雨が降ると部屋が雨漏りするので、点検をしてほしいというお話でした。
雨漏りしている部屋は、ベランダ下にあるお部屋です。ベランダを拝見させていただくと、複数の亀裂が確認できました。お客様ご自身でシーリングをされたとのことです。
シーリングにより一応の処置はされている状態ですが、強い雨の際は雨漏りするとのことで、修繕が必要な状態です。お客様ご自身も、ベランダの防水工事をご希望されていました。
耐久性を気にされていましたので、ウレタン防水工事をご提案し、施工させていただきました。
2.施工内容
築20年のご自宅のベランダ防水工事を施工致しました。
施工期間は7日間です。
3.ベランダ点検
ベランダの状態を確認していきます。
複数の亀裂のほか、立ち上がり部分の剥がれも確認できました。このようにベランダ全体に劣化が見られる場合は、防水工事の前に下地の調整も必要です。
お客様ご自身もベランダの状態を気にされていたとのことで、コンクリートの下地を調整後、防水工事を行うことになりました。
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4.ベランダ防水工事
①防水を剝がしていきます
まず、既存の防水を剥がします。機械だけでなく、細かい部分は手作業で削ります。
時間がかかってしまいますが、古い塗装が残っていると新たに防水工事をしても耐久性が下がりますので、重要な作業です。
②下地補修を行います
亀裂はエポキシ樹脂で補修します。下地の補修も耐久性の確保のために欠かせない工程です。
プライマーを塗布し、樹脂モルタルで下地作りを行います。
表面がデコボコの状態ですので、樹脂モルタルは2層かけ、丈夫な下地を形成します。
立ち上がり部分にも剥がれが見られましたので、シーリング処理を行いました。
境目の部分は特に浸水しやすい箇所ですので、しっかりと防水対策を行うことが大切です。
③ウレタン防水層を形成します
ウレタン防水を塗布する前に、通気シートを敷いていきます。下地とウレタンの隙間にこのシートがあることで、湿気を逃がし、水蒸気による膨らみを予防できます。
さらに、水蒸気を逃がすための脱気筒、立ち上がり部分にはメッシュシートを設置します。
ウレタン防水1層目を塗布します。防水性を確保するためには、しっかりとウレタン防水を乾燥させることが重要です。
1層目が硬化したら、2層目を塗布し、強い防水層を形成します。
最後にトップコートを塗布したら施工完了です。トップコートは紫外線から防水層を保護する役割があります。
そのほかのウレタン防水工事の施工事例はこちら↓
5.施工完了・ビフォーアフター
ベランダの防水工事が完了しました。新しい防水層を形成しましたので、今後は雨漏りの心配なくお過ごしいただけます。
亀裂の補修も行いましたので、見た目も綺麗になり、喜んでいただけました。
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雨漏りは、早めの対処が重要です。被害が拡大してしまうと、大切なご自宅の寿命を縮めてしまうだけでなく、修理費用も高額になってしまいます。
時々雨漏りする、天井にシミがある、など、気になることがあればお早めにご連絡ください!無理に工事を勧めることは致しませんので、「とりあえず点検だけでも…」という方も、お気軽にご相談くださいませ。
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者
18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
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