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足立区扇で屋根カバーで雨漏りを防ぐ!


足立区扇にて雨漏り屋根カバー工事を行いました

足立区は東京都の特別区にあたり、北東部に位置します。ファミリー層にも人気のスポットであるアミューズメントパーク足立はじめ情緒あふれる下町散策にもオススメスポットが多く点在します。そんな足立区の南西部に位置するのが扇です。


足立区扇で、屋根カバー工事をご検討の方に、足立区でも多くの実績があるサンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)の屋根プロ110番から雨漏り屋根カバー工事の施工事例をご案内します



目次


工事のきっかけを伺いました

ご依頼主は、台風の影響による雨染みが天井にあることを発見し、修理するにはどの業者に依頼したら良いのかを探していたところ、弊社のホームページを見ていただいたとの事です。


実際の調査では、屋根などに大きく目立った損傷はありませんでした。それにもかかわらず雨漏りしていたという事実から判断して、カバー工事を提案させていただきました。その根拠は、築年数から考えて、防水シートが傷んでいる可能性が高いと考えてのご提案でした。


施工前と施工後(ビフォーアフター)

施工前と施工後の画像を比べて見てください。

一目瞭然、こんなにもきれいになっているのがわかります。



工事の基本情報

工事の基本情報は次の通りです

施工内容

屋根カバー工法

築年数

20年

施工期間

10日

台風シーズンに多い雨漏り相談

雨漏り相談といえば、一般的に梅雨時期をイメージされる方が多いという印象がありますが、実際の雨漏り相談が一番多いのは台風シーズンなんです。


理由はこうです。梅雨時期には強風を伴った雨が降ることが少なく、屋根の防水層に対しての少々の痛みは、雨漏りに対して表面化しないほうが多いのです。一方台風シーズンでは、暴風が様々な角度から吹き付けることにより、通常では入り込まないような場所への雨漏りが発覚し、お問い合わせが多くなるのです。


このような場合に備えて、普段から定期的な点検をされると良いでしょう。

弊社では点検調査は無料にて行っております。雨漏りしていないか

不安な方でもお気軽にお問い合わせくださいませ。

※ただし、散水調査や大規模な検診の場合には別途調査料が発生いたします。


カバー工法について

一般的にカバー工法を表す場合、「カバー工事」「カバー工法」「屋根被せ工事」など様々な表現が用いられています。この施工法については、、既存の屋根材がコロニアル(スレート)である場合に可能な方法なのです。つまり、今ある屋根材の上に新たな防水シートと屋根材を取り付けるという工法なのです。


カバー工法は、葺き替え工法に比べ廃材の量を抑えることができます。従って、費用的な負担減が魅力といえます。

※ただし、既存の屋根材によってはカバー工法ができない場合があります。(和瓦、洋瓦などのタイプにはカバー工法が使えません)。



工事の進捗状況

スレート屋根棟板金取り外し

最初に、既存の棟板金(むねばんきん)部を取り外します。カバー工事においては

既存の瓦を活かすことができる反面、棟板金は交換することになります。


棟板金とは、戸建て住宅で用いられる屋根の頂上部分に取り付けられる部材で、ちょうど面と面の接合部に被せる板金の事です。


主にカバー工事の場合には、ガルバリウム鋼板製の部材が使われるために、それに合わせて同材質の板金を使用します。



このときに注意したいのが、棟板金を外すのと同時に、棟板金下の貫板(ぬきいた)も同時交換となることです。貫板については木製が中心ながら、今では湿気に強く腐食しないことが強みの樹脂製も注目されています。ケイミューの「タフモック」はその一例です。


ガルバニウム鋼板と樹脂木材

ここで、ガルバ二ウム鋼板と樹脂木材について解説いたします。


ガルバニウム鋼板は、いくつかの金属を合成した合金で、これにより強度の向上と軽量化が図れます。従って屋根の大規模修繕(カバー工事、葺替え工事)においては主流の屋根材といえます。


屋根材としては、従来の瓦に比べて大幅に軽量化され、従来の瓦の10分の1、

さらにコロニアル(スレート)の4分の1程度の重量といった具合です。


信頼性が非常に高い屋根材としての評価は、赤錆や穴開きなどに対するメーカー保証にも現れています。また、デザインや機能性も様々で、自然石を吹き付けたものはじめ、コロニアル屋根と同じような柄を付けたものから、断熱材を使用しているものなどがあります。


樹脂木材

イミューのタフモック等、樹脂で造られた部材などがこれに当たります。

貫板(ぬきいた)には従来、木材が使用されており、腐食することが避けられず、一定の年数で寿命が来てしまう為に、交換が必要な部材でした。


そこで新たに開発された腐食しない樹脂製の部材については、現在では棟板金の交換の際に使用されるのが一般的です。とはいえ、カバー工事等では部材の厚みに対しての課題があり、樹脂木材が使われるケースは稀です。※つまり工事時には防水対策をするため、木材でも腐食のしにくい状態になります。


ルーフィング貼り


棟板金の撤去が終わると、既存のコロニアル(スレート)の上にルーフィングを貼ります。

*屋根材の下に敷く下葺き材がルーフィングです。屋根材から雨水が漏れて来ないようにするための防水シートの役割を果たします。


一般的にカバー工法の場合、粘着ルーフィングと呼ばれる、糊のついたルーフィング材が

使用されます。


※写真の黒い部分は新たな屋根材です。


新規の貫板と、棟板金を取り付けてカバー工事が完了しました。


まとめ

雨漏りに対してカバー工事を提案する理由

ここまでお読みいただきありがとうございます。

私たちが雨漏りに対してカバー工事を施すには次のような理由があるからです。


1.既存の瓦や防水シートの撤去を行わないので、躯体に対しての負担が軽減できる

2.廃材の量が少ないため、費用面で抑えられる

3.重ね張りを施すことで防水層(雨水を受け止める層)が増え、根本的な雨水対策ができる


私たちは、雨漏りに対しての知識が豊富な診断士がしっかりと調査を行なった上で、雨漏りを止める為の工事を提案させていただきます。そして他の業者に提案された工事が本当に必要なのかどうか、その点も含めて一度ご相談ください。






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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かcりやすくお伝えします。














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