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アイジールーフ【スーパーガルテクト】とは?ガルバリウム鋼板屋根材でカバー工事・葺き替え工事




屋根材の新しいスタンダード「アイジールーフ【スーパーガルテクト】」とはどんな屋根材なのか、商品の特徴やラインナップ、施工例について詳しく解説していきたいと思います!


快適空間を実現できるアイジールーフの秘密とは?

アイジールーフ【スーパーガルテクト】とは、独自の材料構成により屋根材と断熱材を一つにし、軽量で遮熱性・断熱性ともにとても優れた効力を持つ金属屋根材のことです。

表面材には超高耐久ガルバを使用し、保証範囲も充実しており、穴あき保証25年、沿岸地域への保証もしっかりとあるので沿岸地域の方も安心してお使いいただくことが可能です。



アイジールーフの商品


①スーパーガルテクト フッ素(2022年9月1日販売再開予定)

フッ素と3コートの塗膜構成で、耐久性が高く色褪せしにくいのが特徴です。

遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮。 塗膜の耐久性の高い「遮熱性フッ素樹脂塗装」採用。


参考設計価格(税抜)

標準品1㎡あたり10,280円/㎡

※掲載の価格に部材や取り付け工事費などは含まれておりません。 ※上記は、2022年7月1日改定後の価格です。


働き幅265mm

総幅310mm

厚さ最大16mm

重量5.0kg/㎡

入り数6枚

標準品働き長さ2,960mm

入り数面積4.71㎡




②スーパーガルテクト

特殊な縮み塗装で高級感あふれる質感を実現させます。

遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮。

葺き上がりを一層引き立てる卓越した質感を誇る特殊な「ちぢみ塗装」を採用した、意匠性に富んだ屋根材です。


参考設計価格(税抜)

標準品1㎡あたり8,190円/㎡

※掲載の価格に部材や取り付け工事費などは含まれておりません。 ※上記は、2022年7月1日改定後の価格です。


働き幅265mm

総幅310mm

厚さ最大16mm

重量5.0kg/㎡

入り数6枚

標準品働き長さ2,960mm

入り数面積4.71㎡


③スーパーガルテクトC

スーパーガルテクトと同じ仕様です。扱いやすいコンパクトサイズになってます。

遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮。

スーパーガルテクトの働き長さを短くした「スーパーガルテクトC」は、手狭な現場でも扱いやすいコンパクトサイズです。


参考設計価格(税抜)

標準品1㎡あたり8,190円/㎡

※掲載の価格に部材や取り付け工事費などは含まれておりません。 ※上記は、2022年7月1日改定後の価格です。


働き幅265mm

総幅310mm

厚さ最大16mm

重量5.0kg/㎡

入り数6枚

標準品働き長さ1,820mm

入り数面積2.90㎡


狭小地の現場でもすいすい搬入!

スーパーガルテクトフッ素、スーパーガルテクトは働きながさ2,960mmの本体1枚あたりの重さが約4kgと軽量です。スーパーガルテクトCに関してはスーパーガルテクトの短尺タイプで1枚あたり約2,4kgコンパクトサイズなので狭小地も軽トラックですいすい搬入することがで施工現場での取り回しにおいても、他材料に比べて優位性を発揮します。


全商品に採用された耐食性向上を実現した次世代ガルバ鋼板

「超耐久ガルバ(メッキ量AZ150)」とは?


「2%マグネシウム-55%アルミニウム-亜鉛合金メッキ鋼板」のことを超高耐久ガルバと言います。

メッキ層を強化するために、ガルバリウム鋼板(55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板)にマグネシウムを2%添加されています。

その為、ガルバリウム鋼板に比べ※3倍越えの寿命が期待できるのが特徴の1つです。


表面鋼板の使用について

粒状のアルミリッチ層を亜鉛リッチ層が網目状に取り囲んでいる構造になっているのが超高耐久ガルバのメッキ層です。

マグネシウムは亜鉛立地層を共存しており、めっきに含まれる亜鉛、アルミニウム、マグネシウムは最もバランスよく機能する組成となっているので特に厳しい腐食条件下でより優れた耐食性を発揮します。

耐久性をさらに強化しためっき組成(アルミニウム:55%、亜鉛:41.4%、マグネシウム:2%、シリコン:1.6%から構成)

マグネシウムの働き

犠牲防食作用→亜鉛はてつが錆びる前に自ら酸化物や水酸化物などにより鋼板を保護することです。

そして、この酸化物や水酸化物は保護被膜として機能をします。

超高耐久ガルバは、亜鉛リッっちそうにマグネシウムを共存させることにより、より緻密で水に溶けにくい保護被膜を形成することを可能にしました。この効果により亜鉛リッチ層の消耗が抑えられ犠牲防食作用が長期間確保されます。

めっき層の比較

超高耐久ガルバのめっきは、一般的なガルバリウム鋼板のAZ120(めっき付着量120g/m2)に比べ、めっきの付着量が多く、鋼板断面を比較してもAZ150はめっき層が厚いことがわかります。めっき層が厚いため鉄(鋼板)をさびから守り、高い耐久性を発揮します。



製品保証について

超高耐久ガルバを採用したことにより、穴あき保証25年、保証対象地域は海岸線より500m以遠までとなり、幅広い地域で安心・充実の保証が実現可能となりました。



幅広い環境に対応

厳しい環境下でも優れた耐久性を発揮する、マグネシウムを含む超高耐久ガルバは酸・アルカリに対する耐久性のバランスが良く幅広い環境に対応しています。

表面は焼き付け塗装で高耐久な2タイプをご用意


快適さを生む機能性〜遮熱塗装による遮熱効果〜

表面塗装には「遮熱性フッ素樹脂塗装/遮熱性ポリエステル樹脂塗装」があり、遮熱効果が十分にあります。太陽光の中には熱エネルギーに変換されやすい赤外線約50%含まれていますが、遮熱性塗装は赤外線を反射する効果が大きい着色顔料が使われているので日射による屋根表面の温度上昇を抑える効果があります。

表面温度の測定

ランプにより熱を与え遮熱性塗装鋼板と通常塗装鋼板の裏面温度の違いを測定しました。 60分の照射で約 15℃の温度差が発生します。 ・測定条件 室温:19℃測定箇所:鋼板表面

ランプの高さ:15cm

照射時間:60分


※弊社の社内試験による参考値です。

日射反射率試験の測定結果

同系色の遮熱性塗装と通常塗装に光を当てたときの日射反射率の違いを見てみます。

熱の吸収をしやすい濃色

・Sシェイドブラック

・Sシェイドブラウン

・Sシェイドチャコール

日射反射率の違いに大きく差が出ています。


※波長域:300〜2500nm(塗料メーカーデーターJIS K 5602)

高品質の断熱材と独自のかん合形状で高い断熱性を実現しています!

しん材に採用された「ポリイソシアヌレートフォーム」が抜群の断熱性能を発揮しています。 ポリイソシアヌレートフォームとは断熱材の中でも優れた性能を持った断熱材の事です。


屋根裏面温度の測定結果

実際に屋根を再現した模型に人工太陽を照射してみて約80分経過後に屋内側の野地板をサーモカメラで撮影した結果をご覧ください。

新築、リフォームそれぞれ同様の金属屋根材と比較してみても、スーパーガルテクトは断熱性に優れていることがわかります。


他の外壁材との断熱性能比較

スーパーガルテクトは化粧スレートや瓦よりも熱を通しにくいという結果が出ています。

熱貫流率(熱の伝えやすさ)は、数値が小さいほど断熱性能が優れています。

◎熱伝導率から計算した算出値です。


遮音性能

実際の屋根を再現した模型に人工降雨機で雨を降らせてみました。

屋内、屋外それぞれにマイクを設置し雨音を測定しました。

雨量106mm/hの豪雨の音の場合でも、鋼板とポリイソシアヌレートフォームの一体化により屋内では囁き声程度の雨音へと低減しました。

天井:化粧せっこうボード厚さ9mm+グラスウールマット25mm(16kg/m2品)使用時の場合


軽い屋根で耐震性アップ

屋根は建物の一番上に位置しているので、軽いほど建物にかかる負担は軽減されます。

アイジールーフは1㎡あたり5.0 kgととても軽量です。

他の材料と比べてみても、ストレート屋根の約1/4 、和瓦屋根の約1/10ととても軽量なので、既存の屋根を撤去せず施工する「カバー工法」によるリフォームにも適しています。

また、金属製のため地震による割れの心配もありません。

地震力を大幅に低減

建物の重量によって、地震による建物への負荷は比例して増大します。

屋根が重いと建物の重心が高くなるので、建物の揺れ幅はより大きくなります。

アイジールーフを使用した場合、軽量なので建物の重量も軽くなり重心位置も低くなります。その為、揺れ幅も小さくなり建物の柱や梁などの躯体にかかる負担も低減できます。

耐強風実験

屋根の模型に最大風速65m/sの強風を3分間当てる強風実験を行いました。

スーパーガルテクト本体は飛散しませんでした。

一般社団法人健在試験センター中央試験所にて実施


下地条件:アスファルトルーフィング940、耐水合板12mm、たる木(455mm間隔)

この強風実験結果は、上記実験条件での性能です。

下地、屋根形状、勾配、風の向きなどにより強風性能は変わります。

いかなる自然状況や施工状況においても異常が発生しないことを保証するものではありません。


優れた防火性能

しん材に採用している「ポリイソシアヌレートフォーム」は、燃焼時に表面が炭化し燃焼の拡大を防止する自己消火性を備えています。

一般的な硬質ウレタンフォームに比べて、発熱量、発熱速度が小さく難燃性に優れています。さらに飛び火性能認定も取得し、安全性も兼ね備えています。


安心の雨仕舞

本体同士の横ジョイント部には、排水機構とリブ付き折り返しを設け、雨水の浸入をシャットアウトします。

新築と改修(合板下地工法)の2.5〜3寸勾配の物件では、ジョイント下地施工が全段必要となります。


施工例


1.before→after

スーパーガルテクト

Sシェイドモスグリーン(旧タイプ)使用


2.before→after


スーパーガルテクト

Sシェイドブルー(旧タイプ)


3.before→after


スーパーガルテクト

Sシェイドモスグリーン


4.before→after


スーパーガルテクト

Sシェイドブラウン




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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かcりやすくお伝えします。

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