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【外壁のひび割れ】早めの対処で雨漏りを防ぐ!クラックを補修して外壁塗装|足立区綾瀬



目 次



足立区綾瀬にお住まいのお客様から、お問い合わせをいただきました。

お問い合わせ内容は、現在ご自宅のメンテナンス中で、外壁周辺の点検を依頼したいとのこと。

早速お宅へ伺いました!



ビフォーアフター


工事基本情報


  • 施工内容  外壁塗装

  • 使用材料  水系ファインコートシリコン(外壁、その他)

  • 施工期間  一週間




1.外壁点検の様子


外壁にはいたる箇所にヘアークラックが見られました。

ヘアークラックとは0.3mmまでの幅のひび割れのことですが、軽い劣化症状なので、これだけでは大きな問題にはなりません。


右の写真はドア周辺のクラックです。

特に力の掛かりやすい窓やドアなどの周囲には、クラックが発生しやすいという特徴があります。

窓の周囲にもクラックが発生していますね。


右の写真のような大きなクラックは雨水が外壁の下地まで浸透してしまうため、しっかり補修する必要があります。

特に幅0.3mm以上、深さが5mm以上あるひび割れは構造クラックである可能性が高く、建物に影響が出る前に対処することが必要です。


特に柱部分のクラックはかなり大きいように見えます。

こういった場合は塗装前に下地補修が必要です。

下地補修とは、一度下地を取り除き、専用の接着剤で再び接着し、その後コーキング処理をして、なめらかにする作業です。

外壁全体に汚れが付着しており、部分的にコケが生えてしまっている場所もありました。

また、破風板の塗装も劣化しているので、塗りなおしが必要だと判断しました。


点検の結果、今回は外壁周辺の全体のメンテナンスを行うとのことで、ご依頼をいただきました。





2.高圧洗浄


まず、塗装前に高圧洗浄でしっかりと汚れを落とします。

外壁塗装を美しく仕上げるためには、洗浄の工程がかなり重要です。

せっかくの機会なので、サービスで外壁以外の部分も洗浄していきます。

塗装や修理を行わない部分など、全体的に洗浄することで、見違えるようにきれいになりました。


3.下地処理


次に、劣化や破損が見られる箇所の補修=下地処理を行います。

この下地処理をしておくことで、雨漏りを防ぎ、後から塗る塗料を美しく長持ちさせることができます。

こちらは、点検で見つかったモルタルの大きなクラックです。

痛んだモルタルの一部を撤去して、取り換える作業を行います。


ここで注意するのは、撤去した部分と周囲の模様が違和感の無いよう仕上げること。

プロの技で自然に見えるよう作業していきます。


4.外壁塗装


ここからは、下塗りの様子から紹介していきます。

1層目の下塗りには、微弾性フィラー(充填剤)を使って表面を滑らかに整えていきます。

微弾性フィラーとはやわらかいゴムの様な下塗材で、小さなクラックを埋めるはたらきがあります。


必要なクラック補修をした上から、微弾性フィラーを使って下塗りを行います。


下塗りが終わったら、次は2層目の中塗りに移ります。

中塗りと上塗りには同じ塗料を使います。塗り重ねることでより美しく仕上げることができます。


今回の塗料は、元の外壁と似た色をお選びいただきました。

新しく塗りなおすことで発色もよくなり艶が出てくるので、外装がまるで新築のようによみがえりますよ。

いよいよ3層目の上塗りで、ムラなく仕上げていきます。

塗料が乾いたら、外壁塗装工事は完了です!



5.破風板塗装


塗装の劣化が目立ったため、破風板の塗装も行います。

こちらも外壁と同様、下塗りから上塗りまで塗装していきます。


まずは、ケレンを行います。

ケレンとは、やすりなどで古くなった塗膜を落とす作業です。

既存の塗料が残ったまま塗装すると、塗装はすぐに剥離してしまいますし、持ちもよくありません。

下地を滑らかに整えてから、次の工程へ移っていきます。

続いて下塗りの工程です。

今回は破風板がかなり傷んでいたため、下塗りは2回行いました。

下塗りがしっかり乾いたら、中塗りと上塗りの作業に入ります。

劣化していた破風も補修して、塗装で保護していきます。


6.完工

これで今回の外壁塗装工事は完工です!


私たちサンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)では、外壁塗装だけでなく屋根工事なども併せて、トータルでご提案させていただきます。

屋根塗装やカバー工事、葺き替え工事など、施工事例も多数掲載しておりますので、ぜひご参考くださいませ。

お住まいのリフォームをお考えの方は、まずは一度サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)までお問い合わせください!



必見!プロが教える外壁塗装の見積書の見方と選び方!



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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。

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