劣化した雨戸はメンテナンスが必要!DIYでもできる正しい塗装方法と注意点を解説




激しい雨や風からご自宅を守ってくれる雨戸や戸袋。

外装工事で忘れてはいけないのは、壁や屋根だけでなく、雨戸や戸袋などの付帯物のメンテナンスです。

メンテナンスをすることで、経年劣化からくる破損を防ぐことが大切なんです。


例えば雨戸はスチールや木材で出来ていることが多く、そのままにしていると錆びや破損する恐れがあります。

塗装をして素材を保護することで、雨戸を長持ちさせることができるんです。


ですが、どれくらいの年数・状態で塗装をしたらよいのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。


この記事では、

  • メンテナンスが必要な雨戸の状態とは?

  • 雨戸塗装の費用相場

  • 雨戸塗装の施工手順と注意点

  • 雨戸・戸袋塗装に関するQ&A

をまとめています。

業者に依頼する方にも、DIYで自分で塗装する方にも役立つ方法を紹介します。

気になった方はぜひ最後まで読んで頂ければ幸いです。


それでは詳しく見ていきましょう!


1章 雨戸のメンテナンスが必要なタイミングとは?

雨戸・戸袋がどのような状態になっていたらメンテナンスが必要なのでしょうか。

劣化したままにしていると破損などが進んでしまう恐れがあるため、ご自分でも確認できると安心ですよね。


実は劣化症状を見極めるには簡単にチェックできる3つのポイントがあります!

この項目を参考に、ご自宅の雨戸の様子を確認してみましょう。


①手に粉がつくかどうか



まず、雨戸に直接触ってみましょう。触った後、粉が付いてきたら塗装が必要な状態です。


製造時には、雨戸や戸袋は工場で塗装されています。

このとき使われる塗料には、

  • 樹脂(水をはじく)

  • 顔料(色付けのための粉)

の2種類が混ぜられています。

この塗料が紫外線にさらされることで、樹脂が劣化し、粉状の顔料だけが表面に残っている状態になります。

そのため、表面を触ると手に顔料がつき、劣化状態が分かるという訳です。


②変色や色あせがないかどうか



メンテナンスが必要な劣化症状として、変色や色あせがあります。

①で紹介したように塗装が劣化していると、雨や風などで塗料が流され色も落ちてしまいます。


この段階になると見た目も悪くなってしまうため、美観を保つためにも塗装をして保護しておくと安心です。


③サビがあるかどうか



サビが発生していたら劣化がかなり進んでいる状態です。

そのままにしていると徐々に広がり、落ちにくくなってしまいます。


また、サビの広がった部分は強度も落ち、欠けや破損の原因にもなります。

周囲に広がってしまう前にメンテナンスをすることをおすすめします!


 2章 塗装費用の相場って?


外壁塗装など工事と合わせて雨戸・戸袋塗装を業者に依頼する場合、相場はおよそ3,000円/枚です。

塗料のグレードによっても費用は変わります。


ただし雨戸・戸袋塗装だけを依頼するときは、別途人件費や手間代、足場代等が必要なこともあります。

余分な費用をかけずに塗装をしたい方は、外壁や屋根工事のタイミングで一緒に依頼するのがおすすめです。


3章 雨戸・戸袋塗装の手順


次は、プロが行っている雨戸・戸袋塗装のやり方を詳しく説明していきます。


雨戸や戸袋の塗装には

  • ローラーやハケで塗る

  • スプレーガンで吹き付ける

という二つのパターンがあります。

どちらのパターンも基本的にはこの手順通りに進めていきます。


1:雨戸・戸袋を洗浄する



まず初めに雨戸・戸袋の表面を洗浄します。

表面の余分な汚れを落とすことで塗料を密着しやすくするためです。

洗浄した後はしっかりと乾燥させ、次の工程へ進みます。


2:養生する



塗装を始める前に、塗装部分以外の養生をしておきます。

サッシ回りなどに塗料が飛んで汚れないよう、マスキングテープやマスカーなどを使います。


3:下地処理をする



表面をなめらかに整えるため、下地処理を行います。

サビている部分や前回塗装が残っている部分など、凸凹しているところをやすりで削って整えます。


4:塗装する



準備を整えたら塗装作業に入ります。


雨戸はスチール製の雨戸であれば1回塗りで仕上げます。

ただし、素材や建物の立地、雨戸の状態によって塗り回数や塗料の種類などを変えることもあります。


サビが発生していたり、サビが発生しやすい沿岸部地域にあるお宅の場合、錆止め効果のある下塗りを重ねることが必要です。


▼錆止め塗装



▼素材・状況ごとの塗り回数と工程は以下の通りです。



適切な塗装の方法はさまざまな条件で変わってきます。

迷った場合はプロに相談して、適切な方法を提示してもらいましょう。


★塗り重ねすぎるのもNG



雨戸塗装を3回~4回塗りで仕上げる業者もいます。

しかし、塗り重ねてしまうと膜厚が必要以上に厚くなってしまい、逆に剝がれやすくなることもあります。


適切な塗料や塗り回数を見極められる、経験豊富な業者を選ぶことをおすすめします。


5:養生を除去



上塗りが乾いたのを確認したら、養生を剥がして完成です!


4章 雨戸・戸袋塗装の注意点3


塗装をする前に雨戸・戸袋塗装の注意点を確認しておきましょう。

失敗を防ぐために知っておきたい3つのポイントを紹介します!


塗装不要な素材に注意


出典:大里総合建材株式会社

塗装が必要ない素材とは、アルミ製やステンレス製の雨戸や戸袋です。

こういったサビが発生しづらく、長持ちする素材の場合は基本的に塗装する必要はありません。

加えて、塗装すると剥がれやすいという特徴もあり、無理に塗装しても剥がれ落ちてしまいます。

逆に見た目が悪くなる場合もあるので注意しましょう。


雨戸・戸袋の素材をまとめると以下のようになります。

【塗装が必要】

  • スチール

  • 木材

  • 塩ビ鋼板

【塗装が不要】

  • アルミ

  • ステンレス

簡単に、磁石を使って判別する方法もあります!

塗装が必要な素材には磁石がくっつきますし、塗装不要な素材にはくっつきません。


また、塗装が必要な素材もそれぞれ適切な塗料を選ぶ必要があります。

5章のQ2で塗料の選び方を紹介しますね。


下地調整が大切!



雨戸・戸袋塗装をする際には、塗装前に行う下地調整が非常に大切です。

塗装する面に凸凹がなくなめらかな状態で塗装することで、塗料の密着性を高めて長持ちさせることができるからです。


サビが発生している場合や前回の塗装が残っている場合は特に、やすり等で表面を滑らかにする作業(ケレン)を行って整えることが重要です。


劣化状態によっては交換も

雨戸・戸袋自体の劣化状態を確認しておきましょう。

サビが広がっていたり、破損が進んでいる場合は、塗装ではなく交換することをおすすめします。

雨戸や戸袋は約2~6万円で交換することができます。


塗装は状態を維持するためのメンテナンス方法であり、いくら塗装をしても直すことは難しいんです。


業者に依頼する前に、雨戸の凹みを確認しておこう



業者に塗装を依頼する際は、事前に雨戸や戸袋に凹みがないかチェックしておくのがおすすめです。

もしあれば、写真などにとって記録しておきましょう。


なぜかというと、これがトラブルの原因になる恐れがあるからです。

塗装後に表面に艶が出ると、少しの凹みでも目立つようになります。

これが前からあったのか、施工中にできたのかということで、業者と意見が行き違ってしまうことがあるんです。


もし業者が付けた傷であれば修理してもらう必要があります。

証拠となるよう、しっかりと記録しておくことが大切です。


5章 雨戸の塗装Q&A


雨戸や戸袋の塗装に関するよくある問いを4つまとめました。

塗装工事を考えている方はぜひ参考にしてください。


Q1:色の選び方を教えてほしい



A:ダメな色はありませんが、窓サッシのに合わせた色で塗装するのがおすすめです。

窓サッシは塗装できないため、サッシと同じ色で統一するとまとまりがでます。


他には、雨どいや破風板に色を合わせて選ぶと、お家の外観に統一感を出すことができますよ。


▼参考写真


サッシのブラウンに合わせて塗装

ホワイトで統一した事例

Q2:どんな塗料を使えばいいの?



A:雨戸や戸袋の素材ごとに適切な塗料があります。


まず、スチール製のものには、下塗りに錆止め機能のある塗料を使います。


塩ビ鋼板製には専用の下塗り塗料が必要です。

塩ビ鋼板用以外の塗料で塗ってしまうと、表面がべたついてしまうブリード現象が起きてしまうためです。


木材製の場合は、防腐機能のある塗料をおすすめします。


Q3:塗装が剥がれてきてしまったのですが…



A:塗装が剥がれてきたら、再塗装が必要です。

剥がれたままにしておくと、そこに水が溜まりサビの原因になってしまいます。


再塗装をする際には、剥がれた部分に下地処理(ケレン)をしておくことも大切です。

きちんと下地を整えておかないと、再びそこから塗装が剥がれる原因となります。


Q4:塗装の後どのくらい乾かすの?



A、、塗装後1~2時間で表面は乾きます。

雨戸は閉めて塗装することが多く作業中は室内が暗く感じてしまうこともありますが、乾いたらすぐに開閉をすることが出来ます。

もし施工中に開閉したい場合は、職人に開けても大丈夫かどうか確認するのをおすすめします。


まとめ

雨戸や戸袋は、雨風や紫外線にさらされることよって塗料が剥がれ、素材が劣化してしまうものです。


長持ちさせるためにも下記の3つの症状をチェックして、必要があればメンテナンスをしていきましょう。

  • 手に粉がつくかどうか

  • 変色や色あせがないかどうか

  • サビがあるかどうか


塗装をする場合の費用の相場は2,000~3,500円/枚です。

一式の費用ではなく、実際にご自宅の雨戸の枚数を数えた上で見積りを出してくれる業者を選びましょう。


雨戸塗装の手順は以下のように行います。

  1. 洗浄

  2. 下地処理

  3. 養生

  4. 塗装

  5. 養生剥がし


塗装前に確認しておきたいポイントは以下の通りです。

  1. 塗装不要な素材に注意

  2. 下地調整が重要

  3. 劣化状態によっては交換が必要


最後までご覧くださり、ありがとうございました!


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