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外壁塗装の修繕費の見極め方と経費計上のポイント

  • 執筆者の写真: 1級外壁・屋根調査士 関裕一
    1級外壁・屋根調査士 関裕一
  • 2024年2月18日
  • 読了時間: 3分

外壁塗装の税務処理はご存じですか。

費用の計上方法を誤ると、大きな損失を招くことがあります。

この記事では、外壁塗装の費用を「修繕費」として計上する条件と「資本的支出」としての扱い、それぞれの税務上の影響を解説します。

適切な知識を持ち、最適な選択をしてみましょう。


□外壁塗装における経費計上の分岐点

外壁塗装は、その目的によって税務処理が異なります。

では、どのような場合に「修繕費」として計上でき、どの場合に「資本的支出」として処理されるのでしょうか。

それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう。


*修繕費として計上できる条件

外壁塗装が「修繕費」として一括で計上されるのは、建物の維持・管理を目的とした場合です。

例えば、雨水の浸入を防ぐためのひび割れ補修や、色あせた部分の塗り直しなどがこれに該当します。

しかし、20万円未満の費用の場合、修繕費にも資本的支出にもなり得るため、判断が難しいことがあります。


*資本的支出として計上される条件

一方、外壁塗装が建物の価値や性能を高める目的で行われた場合、資本的支出として処理されます。

例えば、耐久性の高い塗料への変更や、見た目を豪華にするための塗り替えは、資本的支出とみなされる可能性が高いです。


*メリットとデメリットの検討

修繕費のメリットは、支払った年に一括で計上できる点です。

これにより、その年の所得を減らし、納税額を抑えられます。

デメリットは、資本的支出に該当する場合、20万円以上の費用は一括で計上できないことです。

減価償却のメリットは、年間の赤字を抑え、業績を安定させること。

しかし、費用を分散して計上する必要があり、税務処理が複雑になる点がデメリットです。




□修繕費と資本的支出の見極め方

外壁塗装を計画する際、修繕費と資本的支出のどちらに計上するかは重要な判断です。

ここでは、それぞれの具体例と専門家相談の必要性について解説します。


1:修繕費として認められる例

外壁のひび割れや剥がれの修理、色あせた部分の塗り直しなど、建物の維持を目的とした塗装は修繕費として認められます。

これらは、建物の機能維持や美観保持のための必要経費とされるためです。


2:資本的支出とみなされる例

建物の外見を根本的に変えるような塗り替えや、耐久性を大幅に向上させるための塗料変更は、資本的支出と見なされがちです。

これらは建物の価値を高めるための投資と捉えられるため、修繕費とは異なる扱いになります。


3:専門家への相談

判断が難しい場合は、税理士や専門の外壁塗装会社に相談することが重要です。

特に大きな建物や高額な塗装の場合、専門家の意見を聞くことで、適切な税務処理を行えます。




□まとめ

外壁塗装の税務処理は、その目的や規模によって大きく異なります。

修繕費として計上できる条件と資本的支出としての取り扱いを理解し、それぞれのメリット・デメリットを踏まえた上で、最適な選択を行いましょう。

不確実な場合は、専門家のアドバイスを受けることが肝心です。

当社は、地域密着の総合リフォーム会社です。

職人一人一人がこだわりを持ち、皆様に安心や満足、感動、幸せをお届けします。

足立区周辺で外壁塗装の税務処理から、どんなことでも不明点がある方は、ぜひお気軽に当社までご相談ください。

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