外壁塗装で重要なシーリングとは?コーキングとの違いと選び方
- 1級外壁・屋根調査士 関裕一
- 3月29日
- 読了時間: 4分
外壁塗装を検討されている皆さん、シーリングとコーキング、この2つの言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
実はこの2つの言葉、外壁塗装においてはほぼ同じ意味で使われることが多いのです。
しかし、その違いや、外壁塗装における重要性、そして適切なシーリング材の選び方について、きちんと理解していますか?
今回は、外壁塗装を検討する住宅オーナーの皆様が知っておくべき、シーリング材に関する情報を分かりやすくご紹介します。
適切な知識を持って、安心安全な外壁塗装を実現しましょう。
シーリングとコーキングの違いとは?
シーリングとコーキングはほぼ同じ意味
シーリングとコーキングは、建築業界ではほぼ同義語として扱われています。
かつては製品名や使用用途によって区別されていましたが、現在では目地材を充填する作業全般を指すことが一般的です。
例えば、船舶の製造現場では「コーキング」、蒸気機関の整備では「シーリング」といったように、業界や歴史的な背景から呼び方が分かれているだけで、行う作業自体は同じです。
「シーリング=コーキング」と覚えて問題ありません。
外壁塗装におけるシーリングの役割
シーリング材は、外壁材の継ぎ目などの隙間を埋めることで、雨水の浸入を防ぎ、建物の防水性を高める重要な役割を担っています。
さらに、建材同士の衝撃を吸収するクッションの役割も果たし、地震などによるひび割れを抑制する効果も期待できます。
つまり、シーリングは建物の耐久性と寿命を大きく左右する要素の一つと言えるのです。
シーリング劣化によるリスクと対策
シーリング材は紫外線や風雨の影響を受け、経年劣化します。
劣化するとひび割れや剥がれが生じ、雨水が建物内部に浸入しやすくなります。
その結果、腐食やカビの発生、さらには躯体(くたい)の損傷といった深刻な問題につながる可能性があります。
劣化が進行する前に、専門会社による点検と適切な処置(打ち替え)が不可欠です。

外壁塗装とシーリングの種類選び
主なシーリング材の種類と特徴
シーリング材には、アクリル系、ウレタン系、変性シリコン系、シリコン系など、様々な種類があります。
それぞれ耐久性、伸縮性、耐候性、硬化時間などが異なり、使用する場所や目的に最適な種類を選ぶ必要があります。
例えば、外壁塗装には耐久性が高いウレタン系や変性シリコン系が適しています。
一方、浴室などの水回りには、耐水性・防カビ性に優れたシリコン系が適しています。
外壁塗装に適したシーリング材の選び方
外壁塗装においては、耐久性と耐候性に優れたウレタン系や変性シリコン系が推奨されます。
ウレタン系は耐久性が高い反面、紫外線に弱いため、塗装が必要です。
変性シリコン系は、硬化時間が短く、塗装も不要なため、作業効率が良い点がメリットです。
しかし、ウレタン系よりも耐久性は劣ります。
使用するシーリング材の種類は、建物の構造や外壁材、予算などを考慮して、専門会社と相談しながら決定することが重要です。
まとめ
シーリングとコーキングは、外壁塗装においてほぼ同義語であり、建物の防水性と耐久性を確保するために非常に重要な役割を担っています。
シーリング材には様々な種類があり、それぞれ特性が異なるため、建物の状況や目的に合わせて適切な材料を選ぶ必要があります。
劣化によるリスクを軽減し、安全で安心な外壁塗装を実現するためには、専門会社への依頼が安心です。
専門家のアドバイスを参考に、適切な対策を講じることで、建物の寿命を長く保つことができます。
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