太陽光パネルが設置された屋根でも、パネルを外さずに塗装できる？外さない場合のメリットとデメリットを要チェック！

１級外壁・屋根調査士の関です。

東京都荒川区にお住まいのお客様から「太陽光パネルを外さず屋根塗装したい」とのご相談をいただき、現地調査におうかがいしました。

太陽光パネルを設置した後に屋根塗装できる？

普通は屋根よりも太陽光パネルの方が耐用年数は長いです。

そのため、パネル交換はしなくて良い時期でも先に屋根が傷んできてメンテナンスの必要がでてくることも。

屋根の状態をドローンで調査したところ、経年劣化による色褪せや黒ずみ、雨染みや苔の跡が見られました。

太陽光パネルを外さずに塗装する場合

メリット　工賃を節約できる！

今回のお客様はパネルを外さずに屋根塗装することを希望されていました。

外さないことでのメリットはやはり、着脱費用がかからないことです。

パネル部分を養生して他の部分の高圧洗浄や塗装を行うことになりますが、
20万円以上かかると言われている脱着費用を節約しながら屋根塗装できます。

デメリット①　太陽光パネルの保証が切れてしまう可能性がある

基本的には保証に影響なく塗装できるのですが、太陽光パネルについて詳しくない塗装業者に依頼して業者が壊してしまった場合などには起こり得るトラブルです。

塗装する場合はまず太陽光パネルの設置業者に確認をしましょう。

デメリット②　色の差異ができる

太陽光パネルの部分以外を屋根塗装するので太陽光パネルを撤去したときに屋根の色が他と異なる場所ができます。

パネル設置部分の屋根は太陽光が当たらないため劣化は抑えられますが、気になる方はパネルを一時外し、全体塗装をおすすめします。

担当者より

今回の点検を担当させていただいた関です。

塗装業に従事して18年になります。

ただ直向きに知識と経験を積み重ねて

「お客様にとって良い工事とは？」を研究しながら邁進してきました。

建物診断から施工まで是非私にお任せください！