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川口市O様邸にてスレート屋根調査を実施、塗装剥がれスレートヒビを確認、カバー工法をご提案しました。





こんにちわ!

サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)の屋根調査士 関 裕一です!


昨日は、埼玉県川口市にお住まいのO様邸にてスレート(コロニアル)屋根の無料点検調査を実施させて頂きましたのでご報告させて頂きます!


O様邸

大屋根面積→100.38m2

下屋根面積→22.32m2

全体面積→122.7m2


全体面積122.7×屋根勾配率1.3=159.51m2


棟板金→11.2m

ケラバ唐草→23.9m

軒先唐草→22.4m

水切り板金→13.2m


目 次


もともとは真っ黒のコロニアルだったと思うのですが、既存の塗料がかなり分離し、塗膜が浮いて剥がれています。

コケもかなり付着しています。

コロニアル自体の浮きも目立ちます。 

一枚一枚が浮いている箇所が多いので、パカパカしている状態です。



平屋根材のコロニアルのヒビ割れが目立ちます。

一箇所、二箇所ぐらいであれば、コーキング補修が可能ではあるのですが、かなりの箇所が見受けられますので、全て補修となりますと、手間、材料がかなりかかってきます。

補修も一時的なものでしかありません。



屋根の軒先部分になります。

コロニアルのミルフィーユ化が見受けられます。

ミルフィーユ化とは、何層にも重なっている屋根材が雨水を吸い、太陽熱で乾きの繰り返しで劣化し、ミルフィーユの様に剥がれていく事です。

こうなってしまうと、劣化が進む一方で、どんどん層が剥がれて行き、しまいには割れてしまいます。



大屋根と下屋根の繋ぎ部分です。

コーキングがかなり劣化しています。

弾力性はなく、完全に固まりきってしまい、割れたりボロボロと取れてきています。

こう言った箇所からの雨水の侵入、雨漏れのケースが非常に多いです。



大屋根の棟板金の先端の部分です。

板金したの貫板(木材)が腐食し釘が効かずの状態です。

ケラバ唐草との取り合い部分にコーキングをしてありますが、劣化しコーキングが切れています。

釘が効いていないのと、コーキングが切れている為、板金が浮いてしまっています。



大屋根の棟板金です。

中の貫板(木材)が腐食し、釘が効かず取れています。

このような状態になってしまうと、強い風で飛ばされてしまう恐れ、雨漏れの要因になる恐れが非常に高いです。



この箇所も大屋根の棟板金の部分です。

釘の抜け、コーキングの劣化で、板金が浮いています。

どこをみてもほとんどの貫板(木材)は腐食しています。



大屋根の棟板金のジョイント部分です。

コーキングが劣化し切れています。

コーキング本来の意味を成していません。

このような隙間から雨水が入り込み、雨漏れに繋がります。



平屋根のコロニアルの部分です。

割れが見受けられます。

ヒビに関してはコーキングで補修な箇所はありますが、割れてしまっている箇所は補修が効きません。

割れ取れた物があれば、一時的ですが、くっつける事は可能ですが、あくまでも一時的なので、その場しのぎになってしまいます。



大屋根のケラバ唐草です。

板金が変形しています。

基本的にはこんな形の変形はしないのですが、何か強い力が加わったのか?何かがぶつかったのか?分かりませんが、ジョイントの釘も効いておらず、すごくあおられています。

サビもで出来ているので、このまま放置していると、穴が空いてしまいます。



このような屋根の状況において私からO様にご提案させていただいた内容としては、


工事提案①

「屋根カバー工法」



既存の屋根材の上から重ねて新しい屋根材を取り付ける方法です。塗装よりも効果が長持ちします。(20〜40年)

※カバー工法は屋根を重ねることから「重ね葺き」とも呼ばれています。

もし、既存の屋根材がボロボロで交換しないといけない場合は、屋根を丸ごと新しくするため、解体費と廃材処理費がかかるため、費用もたくさんかかります。

カバー工法の場合は、屋根全体の解体が無く、廃材も少ないため、コストが抑えられる弊社でも人気の屋根リフォームとなっております。



◆使用する屋根材候補①(ガルバリウム鋼板)

・スーパーガルテクト/遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果で優れた断熱性能を発揮。葺き上りを一層引き立てる卓越した質感を誇る特殊な「ちぢみ塗装」を採用した、意匠性に富んだ屋根材です。



◆使用する屋根材候補②(ガルバリウム鋼板)

・ICひらぶき ヒランビー220IC/コストパフォーマンスに優れた平葺屋根材です。

上下・横方向の嵌合部の施工性が良く、工期の短縮が図れます。

本体ジョイント部が目立たず一文字葺の美観を損ねません。

豊富な標準色をラインアップしていますので建物に適したコーディネイトが可能です。



工事提案②

「遮熱屋根塗装&タフモック工法」

・タフモック工法とは?



タフモック工法とは、水分によって木製の下地が腐食してしまうなら、下地を木製じゃないものにしてしまえばよいということで開発されたのが樹脂製のタフモックです。樹脂製ですから腐食に強く、水分で劣化してしまうなんてこともありません。ステンレスビスと組み合わせることによって、長期に渡って棟板金を強い力で固定し続けます。棟板金の交換を検討しているのなら、下地にはこのタフモックをお勧めします。


・遮熱塗料を使った屋根塗装とは?





普通の塗料には黒色を出すためにカーボンブラックという顔料が使われています。このカーボンブラックが温度の上昇の原因で、赤外線を吸収するために温度が上昇してしまうのです。しかもこのカーボン、グラフを見ていただければお分かりになるように配合量を減らしても温度上昇を抑制する効果はありません。配合をゼロにするため、ダイフレックスではこれに代わる特殊顔料を採用しました。







以上の2プランをご提案させて頂きました!これからO様と時間をかけてプランを決めていきたいと思っております!

お客様のご希望に寄り添う形で誠心誠意取り組んでまいります!




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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。

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