目 次
屋根から大きな音がするということで、屋根プロ１１０番にご相談をいただきました。
強風が原因で損傷した板金が原因のようです。
損傷した板金の交換とあわせて、屋根と外壁の塗装工事をご提案いたしました。
お客様は火災保険にご加入されていましたので、火災保険の申請のお手伝いもさせていただきました。
まずはビフォーアフターをご覧ください
今回の工事の内容内容 外壁塗装・屋根塗装
使用した材料 サーモアイ
点検の様子
屋根から音がするということでしたので、まずは屋根から点検します。
屋根の点検
屋根に上っての点検では、板金の剥がれが見つかりました。
強風による被害と思われ、大きな音の原因となっていました。
棟板金部分が、完全にめくれ上がっているのがお分かりいただけるでしょう。
屋根の塗装も色褪せが目立ちますので、メンテナンスが必要な状態です。
このままにしておくと、棟板金は風で飛んでしまう危険があります。
早急な処置が必要ですので、修繕をおこないました。
貫板の間からはみ出ている防水紙を、ブチルゴムテープで補修しました。
応急処置により、雨漏りの心配は解消しました。
外壁の点検
つづいて外壁の点検です。
外壁には、目立った損傷はありませんでした。
メンテナンスとして、塗装するのにちょうど良い時期ですので、塗装のご提案をいたしました。
屋根と外壁の塗装工事開始です
足場を設置し、棟板金の交換工事からはじめます。
板金交換工事
いまある棟板金と貫板を撤去します。
今回は、腐食の心配のない樹脂製の貫板を使用しています。
貫板の交換が終わったら、棟板金の設置です。
ビスはステンレス製ですので、サビることもないので強風が吹いても安心です。
メッシュシート設置
塗装に入る前に、屋根と外壁の洗浄をおこないます。
汚れなどが近隣へ飛散してしまうのを防ぐために、メッシュシートで足場をカバーします。
屋根の高圧洗浄
屋根の汚れを、高圧洗浄で取り除きます。
外壁の高圧洗浄
屋根と同様に、外壁の高圧洗浄もおこないます。
屋根塗装工事
いよいよ屋根の塗装です。
塗料には、遮熱塗料の「サーモアイ」を使用しています。
下塗りは「サーモアイ」の専用下塗り材を使用しますが、この下塗り材にも遮熱効果があります。
「サーモアイ」のダークブルーカラーで、中塗りします。
仕上げに「サーモアイ」のクールブラックカラーで上塗りします。
ツヤ感のある美しい仕上がりをご覧ください。
外壁コーキング補修
外壁の塗装の前に、コーキングの補修をおこないます。
今のコーキングを剥がしたあと、養生し、プライマーを塗ります。
目地にコーキングを充填し、はみ出したコーキングをヘラで平坦にします。
養生を剥がせば、コーキング補修は完了です。
外壁塗装工事
外壁の塗装に取り掛かります。
お客様のご希望は今の真っ白より、明るい壁色にしたいとのことで、アイボリー系をお選びいただきました。
下塗り・中塗り・上塗りと塗装していきます。
下塗りは、塗装面と塗料を密着させるという役割がありとても大切な工程です。
下塗りを丁寧におこなうことで、美しい塗装面が持続します。
つづいて、中塗りをしていきます。
この段階で、お客様にお選びいただいた塗料のカラーで塗ります。
そして上塗りです。
アイボリー系は、あたたかみがあり、やさしい色合いが魅力です。
部分塗装工事
今回は、屋根と外壁の塗装にともない、軒天・破風板・雨樋・鉄部の部分的な塗装もおこないました。
軒天塗装
破風板塗装
雨樋塗装・鉄部塗装
細部の部分塗装工事＝サービス提供
ご依頼いただいたお客様へのサービスとして、細かい部分の塗装もおこないました。
サービス工事も本工事と同様、ケレンで下地処理したあと、丁寧に塗装していきます。
サービス工事で擁壁も塗装しました。
もちろん下塗り・上塗りの工程でおこないます。
すべての工事が完了しました！
自社基準の厳しい完工確認作業が終了したら、いよいよお引渡しです。
今回は、強風による被害がきっかけでご相談いただきました。
メンテナンス時期とも重なっていたことで、屋根と外壁、お家全体の塗装をさせていただきました。
お客様も満足のいく仕上がり。
明るいカラーの塗装も大変気に入っていただけました。
お家のことで心配なことやお困りのことがございましたら、サンセイホーム（株式会社三誠ホームサービス）の屋根プロ１１０番にお気軽にお問い合わせくださいませ。
お家に合った最適なプランをご提案させていただきます。
必見！プロが教える外壁塗装の見積書の見方と選び方！
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「著者情報」
関裕一
東京都足立区出身 １級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット
サンセイホーム（株式会社三誠ホームサービス） 最高技術責任者
１８歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。
塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。
お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。
