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足立区でビル外壁塗装する方必見!メタリックシステムを開発!従来施工の改修時の課題やメタリック塗装が困難だった理由も解説





中高層ビルでは、カーテンウォール構法が良く用いられています。


ただ、現場での施工では、輝度が高いメタリックの再現は難しいとされていて、改修時には課題がありました。


この問題を解説するために大日本塗料株式会社が生み出したのがメタリック塗装可能なシステムです。


ここでは、メタリック塗装システムについて解説していきます。



サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)のヌリプロ110番では、メタリック塗装システムでの施工も可能です。


外壁塗装のプロが丁寧に塗料の説明もおこないますので、疑問点や不安なことなどがあればお気軽にご相談ください。



目 次



カーテンウォールは外装改修の工事があまり進んでいない


中高層ビルではカーテンウォール構法が良く活用されていますが、外装改修があまり進んでいないのが現状です。


その理由は、

  • 工場の自動スプレーやロボットでのアルマイト処理やメタリック塗装では、劣化しても構想上はあまり影響がない

  • ソリッド系の塗色に限られるので、金属調の意匠性が薄れる

などがあります。





メタリック塗装の難しい理由


<理由1:メタリック感を出すにはローラー作業では難しい>

金属調の塗料にはアルミフレークを顔料の中に混ぜます。


そして、塗装の際にはスプレーを使うのが一般的です。


メタリック感を出すためには、顔料に混ぜられたアルミフレークの配向を均一にする必要があります。


そのため、ローラーではなくスプレーを使用して塗装をします。


ローラーで均一に配向させるのは困難でしょう。



<理由2:塗装の現場ではローラーを使うのが一般的>

メタリック感を出すためにはスプレーを使う必要があることを理由1で解説しました。


しかし、高層ビルなどのカーテンウォールを改修する際に、現場で使用されるのはローラーが一般的です。


スプレーを使用しようと思えば使うことは可能です。


しかし、スプレーを使うためには塗料が周辺に飛散しないようにしっかりと養生をする必要があります。


この周辺環境に配慮するコストが高いために、スプレーではなくローラーを使用するのが一般的になっている理由です。



この2つの理由によりカーテンウォールのメタリック塗装の塗り替えが難しいと言われています。





メタリック感のあるなしの違いとは


メタリック感があるかどうかは光の反射で決まってきます。



光が正反射すると、金属特有の磨かれた光沢を感じることができます。


また、メタリック感がある塗膜は見る角度で明るさが大きく異なるのも特徴でしょう。


顔料に含まれるアルミフレークの並びが不揃いでは、散乱光が多くなるので角度を変えても明度はあまりかわりません。



メタリック感があるかどうかはこれらの点で違いが出ます。





開発者の苦労を確認できる



大日本塗料株式会社では、この問題点を解決するために、ローラーでもメタリック感のある塗装が可能な塗料を作り出しました。


この塗料を開発するには相当な苦労があったようです。


どのような苦労があったのか、どんなところに気をつけたのかなどの開発者の話は、公式サイトの商品紹介ページから「開発者インタビュー」をクリックすると詳細を確認できます。


この製品開発には、3人の開発者が携わっています。


インタビュー記事を読むと、メタリック塗装ではスプレーを使った方法しかない、カーテンウォールは取り外しができるが工場に運んで現場に戻すにはコストがかかりすぎるなどを問題視していたようでした。


ただ、塗料をローラーで塗ると、ローラー跡で凸凹になったり段差ができたりしてアルミフレークが乱れます。


そこで、段差や凸凹が出ないように、塗りやすさを保ちながら粘度を軽減させたメタリック塗料が完成しました。


膜厚は薄くなっていますが、強い隠蔽力があり、必要な膜厚はしっかり確保できています。


そして、乾燥する段階でアルミフレークが動かないように、塗料の対流が抑えられる技術が採用されています。


この技術で、塗ったときにはメタリック感があったけど、乾燥したらメタリック感がなくなったという現象を防げる製品となりました。


インタビュー記事では3人の開発者の苦労話を確認できるので、興味のある人は一度読んでみてはいかがでしょうか。




メタリック塗装システムってどんな特徴があるの


このシステムの特徴が気になる方もいるでしょう?


そこで、特徴を簡潔にまとめてみましたので確認してください。


  • ローラー塗装でメタリックの意匠を再現できる

  • フッ素樹脂塗料なので高い耐候性がある

  • 弱溶剤で臭いなどによる作業者や周辺環境への影響が少ない

  • 多くの基材に適用可能


適している基材は、

  • コンクリート

  • 鉄や鋼製金物

  • PC板

  • アルミニウム合金

などがあります。





商品体系(Vフロン#200スマイルRBメタリックシステム)


<下塗り>

【アルミニウム合金(基材)】

Vフロン#200スマイルRBプライマー白


【コンクリート・PC板】

Vフロン#200スマイルRBプライマー白


【鉄・鋼製金物】

エポオールスマイル



<中塗り>

Vフロン#200スマイルRB中塗



<上塗り>

【メタリックベース】

Vフロン#200スマイルRBメタリック


【クリヤー】

Vフロン#200スマイルRBクリヤー3分ツヤ・ツヤ有





最後に


サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス)のヌリプロ110番では、メタリック塗装システムでの施工も可能です。


「外壁塗装の工事を考えている」、「従来の方法ではなく新しい方法で施工したい」、「施工費用の相場などを相談したい」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。


外壁塗装のプロが丁寧なご説明・ご提案をいたします。



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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。

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