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【永久保存版】雨漏り防止の為のベランダ防水工事の種類・寿命・費用相場と注意ポイントを3つ知れば安心




毎日何気なく使っているベランダ。

洗濯物を干したり、お布団を干したりとベランダに出る機会は多いですよね。

そんな時チョッと足を引っかけてしまって、ビックリする事ってありませんか?


ベランダが膨らんでいたり、剥がれていたり・・・。

この家、出来てからもう何年になるんだろって。

「そろそろメンテナンスが必要なのかな」って考えたりしますよね。


ベランダ防水って言うのは、そもそも雨漏りがしない様に防水を施す所の事です。

下地のコンクリートに防水材を施工して、その上からトップコートを塗る。







たとえ屋根が付いていたとしても、雨ざらしのベランダですからね。

紫外線とかにも、さらされ続ける訳ですよ。

当然年月を重ねれば劣化が進むのは仕方がない事です。





だからこそ適切な時期のメンテナンスが大事になってきます。

まずはべランダ防水のメンテナンス時期や劣化状態についてお話しますね。

防水施工と言っても当たり前ですが色々な種類があります。


今回は、べランダに使われる事の多い3つの防水についての特徴。

それにかかる費用の相場も一緒にご紹介しますね。

まずはあなたのご自宅にあった種類を選択する事です。


そして、初めてのご自宅のベランダ防水を成功させるべくポイントを

押さえておきましょう。

ついでと言っては何ですが・・・・。

せっかくですから長持ちさせるコツもご紹介していきますね。


目 次

第1 ベランダ防水の時期


   これは時期を逃してしまうと、最悪の事態になりかねませんから大体でイイです。

   あなたのご自宅の年数を思い出してみて下さい。

 

 

 ・ メンテナンスの時期は10年~12年が目安。

   あくまでも目安年数なのでベランダのチェックが必要。

   (あなたのお宅の立地条件にも左右されます。)

   

 ・ 見てわかるヒビ割れや剥がれ、紫外線による色あせ等。







こう言ったベランダを見て見ぬふりをしてしまうと・・・・。

最悪雨漏りへと発展してしまいます。




こうなってからでは遅い!

ベランダの裏や下の階の天井から雨漏り・・・。

出費はかさみ、家は傷むなどいい事無しです。


これはベランダの劣化が原因です。

こうなる前に少ない費用でメンテナンスしてください。

その方があなたの大事な家も長持ちします。


ベランダ防水のメンテナンスが手遅れになってしまうと今度は大工さんが必要に。

簡単なメンテナンスでは済まなくなってしまいます。

是非とも日頃のチェックを忘れずに。



第2 ベランダ防水の種類3つとその費用




ウレタン防水FRP防水シート防水・・・大体良く使われる物はこの3種類。

大体の費用・耐久年数・メリット・デメリット…等々まとめてみましたので参考に!

次にこの3種類のベランダ防水を詳しく見て行きますね。



・ ウレタン防水  






一番良く使われるタイプがこのウレタン防水です。

液状の防水材をローラーを使って塗ってい方法ですね。

この防水方法は出っ張った所とか、引っ込んだ所なんかも奇麗に塗る事が出来ます。


一つ難を言うならば・・・・・。

手作業なので、仕上がりにムラが出来てしまう事があるんですよ。

これこそが職人技なんですけどね。




・ FRP防水





FRP防水は[Fiberglass Reinforced Plastics]の略で日本語で言うとですね。

繊維強化プラスチックと言う事になるんです。

何と横文字のかっこいい事!お分かりですよね・・・そうですFRPはその頭文字。


名前の通り強度があり耐久性にも優れモノ。

ベランダに植木とか、ワイワイバーベキューとかを楽しむには、このタイプの防水がお勧め。

FRPの難点は強すぎて伸縮性に乏しい。


人と同じで面目過ぎるとポキっと・・・みたいなのがFRPの欠点。

ヒビ割れがおき安い。

大きなヒビにならない内に対処して下さいね。



・ シート防水






シート防水・・・字のごとくシート状の防水材を敷いていくタイプです。

耐久性は高いです。

このタイプはマンションの廊下とか人が多く歩く所で活躍します。


ただしシートですからね。

デコボコした所ではNGです使えません。

新築のマンションの他、公共の建物とかでも使われています。



第3 最適な施工方法を選ぶ



今紹介した3つの防水施工方法は、よく使われる一般的な物です。

その中でどれがあなたのお宅に適しているか。

それぞれ優れ物ですが症状にあった施工でないと意味がありません。


紹介した3種類の中にもこれまた2種類の工法があるんですね。

一つは密着工法でもう一つが通気断衝工法(絶縁工法とも言います。)。

特に広いベランダとか雨漏れの心配ありのベランダには通気断衝工法が使われます。





普通ならばほとんどが密着工法が使われますが、もしかしたらあなたのお宅では通気断衝工法がむいてるのかも。

例えば雨が多とか将来的に雨漏りが・・・というお宅の場合は通気断衝工法が向いてます。

その場合、密着工法にしてまうとベランダ防水が膨らんで、空気が入った状態になってしまいます。






それと・・・どんな業種でもですけどね。

悪徳業者はいるもので手を抜こうと思えば簡単に出来ちゃいますから。

例えばベランダ防水は防水層を重ねて仕上げていきますよね。


それがもし・・・それがもしですよ。

防水層を塗らずに仕上げのトップコートだけを塗ってしまったら。

そんな業者がいないとも限らない・・・いて欲しくはないですけどね。


でも万全に対応出来る方法があるんです。

業者さんの仕事の合間をぬってベランダ防水の施工を写真に収める事です。

そうすれば、あなたの大事な家の修繕も記念に残りますし・・・一石二鳥!


万が一の時もこれで勝負できます。

万が一なんて無いに限りますが・・・。

あなた自身にとっても、どんな事をするのか良く分かりますから損はないです。







忘れるところでした。

ベランダ防水を長持ちさせる為の簡単な事。

これをするとしないとでは結構な差。


ベランダ防水を長持ちさせるにはどうすればいいのか。

簡単な事です。

たまに・・・3か月に1回くらいですかね。





排水溝のお掃除をしてあげる事です。

何かと外気にさらされ、枯葉や風が運んで来るチリ・砂ボコリ。

結構溜まるものですよ。


それとベランダ防水の寿命を延ばすもう一つの提案。

5年に1度位のトップコート施工。

これをやっておくとベランダ防水の寿命も上がります。





ベランダ防水の寿命が延びれば費用は下がります。

チョッとした事で後々の安心が手に入るんです。

是非やってみて下さいね。



最後に良くある質問ってやつなんですが。

 1 ベランダ防水は自分自身(DIY)でも出来るの?

 2 ベランダ防水には足場は必要?

 3 ベランダ防水に火災保険は使える?





1 日曜大工的に手先の器用な方って結構いらっしゃいますよね。

  別に資格とか無くても出来ない事は無いです。

  ただ・・・職人技とは持ちも見た目も別物です。






  

2 ほとんどのお宅では足場は必要ないです。

  ほとんどはね・・・・・たまに足場が必要な時もあります。




  

3 結論から言うと火災保険は下りないと思った方がいいですね。

  なぜかと言うとベランダ防水の場合、紫外線とかの劣化の原因が大半です。

  例えば新築で自然災害・・・台風とか竜巻とか。

  そんな場合でしたらすぐに保険屋さんに連絡して下さい。



・ ベランダ防水には10年~12年ごとにメンテナンスが必要。


・ ベランダ防水には主に3種類の物と2種類の工法があるので適した物を選ぶ。


・ ベランダ防水の施工の段階を写真に収めて置く。


・ 3か月に1回の排水溝の掃除、5年に1度のトップコートのメンテナンス。



これだけの事を心がけて置けば費用もビックリする程掛かりません。

毎日外気に触れてるベランダ防水を長持ちさせて快適な毎日を!!




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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。


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