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メンテナンスすべてまとめて完全網羅!バルコニーの防水と笠木・排水のお手入れとその費用の相場




毎日窓を開けたり閉めたりするベランダ。

洗濯ものを干したり、プランターで野菜やハーブを育てたり。

使い方様々な便利で使い勝手のいいベランダやバルコニー。


この便利で有難いベランダ。

実の所結構大変なんですよね。

ベランダに屋根は付いているけど、雨風がしっかりしのげる物ではない。


そんな状態…ほとんど雨ざらしで毎日さらされ続けて・・・。

雨風ばかりか、年中降り注ぐ紫外線にもさらされ続けるベランダやバルコニー。

ベランダやバルコニーは定期的なメンテナンスが必要な場所なんですね。


いかにして快適な生活を送るか。

ベランダやバルコニーのメンテナンスについてお話していきましょう。

それとメンテナンスに伴う費用についてもお話ししますね。


その前にベランダとバルコニーの違いって知ってます?

簡単に言えば・・・。

2階以上で屋根が付いていればベランダで屋根が付いてなければバルコニーです。


ではまずはベランダやバルコニーのメンテナンスの対象になると言われる症状。

経年劣化とその対処法それと費用の相場についてお話しますね。

ご自宅のベランダやバルコニーを思い浮かべながらご覧頂くといいかもしれません。


目 次




第1 メンテナンスが必要なベランダ・バルコニーの箇所



 ・ 主だった場所は防水床面・笠木・排水口の3か所。

   

     防水床面

    ベランダ防水において一番大事なのはやはり防水床面です。

    自然に立ち向かう場所ですからね。

    

    防水施工も念入りに行わなければならない場所でもあります。

    日々お何気なく、でも確実に使い込んでいるベランダ。

    摩擦や衝撃と言った事にも耐えてくれてる訳です。


    定期的なメンテナンスが必要なんですけどね。

    中々毎日の事で気付かない事もありますよね。

    年数にすれば10年~15年が目安になりますから参考にして下さいね。






   そんな頃になって来て目に留まるとすればベランダのひび割れ。

   もっと言うなら突然気が付くベランダ床面の剥がれ。

   






  


   トップコートが剥がれてしまうと防水層が傷んできます。

   そうすると雨漏りへと発展してしまう場合も・・・。






   バルコニーからの雨漏れです。

   日頃目につきにくい場所から進行して行ってしまいます。

   定期的なメンテナンスと簡単に言いますが。


   アレッ?と思ったらその時がメンテナンスのサインです。

   即行防水工事のメンテナンスを実行してください。

   その実行が最悪の事態を避ける事になります。


    笠木

   次に笠木や手すりについてなんですが。

   実は意外と笠木と言うのは要注意箇所なんです。

   笠木と言うのはベランダの壁の上に乗ってる…カバーみたいな板金です。


   その上から手すりが付いている事が多い場所です。

   主にアルミやステンレスで覆ってあるのが一般的。

   この笠木の継ぎ目が問題で劣化と共にそこから雨漏りと言う事も。












   笠木の継ぎ目のひび割れや歪に注意が必要です。

   防水工事の様に何年に…と言う事はありませんけど。

   たまに見て頂くといい場所でメンテナンスの目安にして下さいね。


    排水口(ドレン)

   排水口と言う所も室外にあると言うだけでリスクが高い場所。

   雨や植木の水等を流してくれる場所であり。

   砂ボコリやチリが溜まりやすい場所でもあります。


   詰まってしまってからでは面倒な所でもあります。

   半年に1回程のお掃除が効果的です。

   この場所も又雨漏りのリスクのある場所ですから。


   




   

   泥とか枯葉とか取り除くだけでも雨漏りのリスクは減ります。

   今まで掃除なんてした事ないと言うあなた。

   早速排水口を見てみる事をお勧めします。





    排水口の水洗いも効果的です。

    ぜひ排水口のお掃除もやってみて下さい。

    それだけでベランダのモチも変わってきます。



第2 ベランダ・バルコニー防水工事と相場費用 


  ・ ベランダ・バルコニー防水工事は2種類

      

      1 表面だけのトップコート塗装方法ですね。

        これは大体4~5年に一度くらいでしょうか。

        地域や場所によって変わってきますが・・・。

       

    主に一般的に使われているトップコートはFRP防水のトップコートが多いようです。 





     



      2 経年劣化のベランダ・バルコニーに行う防水工事

        一般的には10年を超えたらソロソロ考えて下さい。

        防水層の劣化が考えられるからです。

         

           主に使われる防水工事ではウレタン防水が一般的です。




第3 笠木の補修または交換工事


   ・笠木の補修

     笠木の継ぎ目に隙間が出来ている場合等はコーキング補修。

    


           隙間を埋めるコーキング補修が効果的と言えますね。




   ・笠木の交換工事

     笠木に歪みがある場合はコーキング補修で終わりません。

     笠木を交換する工事が必要になってきます。

     その場合笠木を剥がして新しい笠木と交換しましょう。


     コーキングに比べるとかなりの費用になりますが雨漏りのリスクより安価です。




笠木交換の際には念のため雨漏りも調べて貰うと安心です。

いかがでしたか?

バルコニーやベランダ防水。


笠木や排水口のメンテナンス等。

色々お話しましたがメンテナンスや工事が必要になるのは大体築10年を超えた頃から。

そう考えるとベランダやバルコニー防水と言うのは外壁・屋根塗装にも共通する訳です。





年数を重ね共に外気にさらされている場所ですからね。

全て一緒に塗装工事を行う事も効果的なのかもしれません。

そうなると信頼と実績のある業者を選択する事が何より大事になってきます。


失敗しない為にも、実績のあるプロの防水工事であなたの家の元気を取り戻してください。

気持ちよく暮らしていける事も大事な事です。

人も家も寿命を延ばしていきましょう。




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「著者情報」

 関裕一 

東京都足立区出身 1級外壁・屋根調査士・ドローンパイロット

​サンセイホーム(株式会社三誠ホームサービス) 最高技術責任者

18歳から塗装職人として2.250件以上の施工に携わる。

​塗装業界の歪んだ構造を塗り替えるべく、奇跡の「新時代塗装」倶楽部を主催している。

お家を長く保つアドバイスを、分かりやすくお伝えします。

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